グレアム・ハーマン『四方対象──オブジェクト指向存在論入門』人文書院、「第五章 間接因果」を再読。間接因果とは見慣れぬ用語。変換ではまず関節因果。 だよなあ。が、私が知らないだけらしい。
《 哲学において、間接因果とは、新しい主題ではなく、むしろ非常に古い起源をもつ問題である。 》 112頁
《 だがこの用語は、実際にはもっと広く、事物は直接でなく神を経由することによってのみ相互作用すると主張するあらゆる哲学にふさわしいものである。 》 114-115頁
へえ〜、知らなかった。
《 すでに見たとおり、実在的対象は互いに触れ合うことがない。実在的対象の実在性は、他の事物に何らかの衝撃を与えることでなく、対象がそれ自身であることの うちにのみに存している。（中略）対象とは、第一義的には、使われるものでも知られるものでもなく、それ自身であるものである。 》 117頁
《 全知の存在者がいるとすれば、それはあらゆる事物を知るだけでなく、あらゆる事物である必要があるからだ。さらに、たとえ神があらゆる事物であるのだと しても、神は自分自身を完全に理解することさえできない。 》 117頁
マルクス・ガブリエル『なぜ世界は存在しないのか』講談社2018年を再読したくなるなあ。
《 私たちは、実在的対象には決して触れることができないが、感覚的対象にはつねに触れている。（中略）要するに、ここで私たちは、感覚的対象と直接に接触して いる実在的対象を手にしているのである。 》 119頁
《 これまで私たちは、実在的対象についてのみ、互いに接触不可能であること、そしてまた相互作用のために媒介を必要とすることを述べてきた。 》 122頁
《 世界を関係の体系にすぎないものと見なし、対象と関係のパラドックスを消し去ろうとするのではなく、対象それ自体の内に働いている分極を理解しなければ ならないのである。
そして、いま到達したこの地点には、哲学の伝統的問題が数多く集まっている。というのも、対象と関係の差異には、対象と偶有性（accident）の差異や対象と 性質の差異が伴っているからだ。 》 111-112頁
《 そしてこれらの問題はいずれも、対象と他の四つの項──偶有性・関係・性質・瞬間──との分極に関係するものである。 》 112頁
《 これまで述べてきたように実在に四つの極が認められるとき、四つの異なる種類の項の可能な組み合わせを網羅するには、六つの組み合わせで足りるはずである。 しかし私たちは、それぞれの極が、同極の極と相互作用する場合も考慮に入れるべきである。 》 123頁
四つの極とは、実在的対象、実在的諸性質、感覚的対象、感覚的諸性質。
懸案が片付き、その足（自転車）でイトーヨーカドー三島店へ。掛け布団カバーを買い、靴屋を巡る。以前買った靴屋に気に入ったものを見つけ購入。 こういう買い物は気分が晴れる。本屋にも寄ったが、欲しい本がなかった。まあ、欲しい本は少部数発行だから。いやいや読みたい本が部屋に溜まっている。 再読している場合じゃないが、物事には順序がある（私の規準）。
ネット、うろうろ。
《 サンゴを人知れず移してくれたのに今までひとことも言わなかったなんて、本当に奥ゆかしい素晴らしい方だなあ。功績を讃えたいので 是非移設場所を教えてください! 》 石川浩司
https://twitter.com/ishikawakoji/status/1082122229393940480
《 ええ、物理学者の先生に、おうかがいしたいことというのは、公共放送がフェイクとしか思えない番組を垂れ流して、タブロイドの日刊ゲンダイが ファクト・チェックをするなんてありえないんですよ、これは私の世界じゃない、私はいつタイム・スリツプしたんでしょう? 》 山田正紀
https://twitter.com/anaryusisu/status/1082236538501554176
《 【2.9万RT】底辺デザイナーの私が“デザイン料金表”を作ったわけ。／ 平成の終わり汁 》 note
https://note.mu/h_n_o_z/n/nd7c6d4d2b162
《 急病人対応などトラブルが重なり停車中の山手線のアナウンス、「全てのお客様の救済が完了しましたら電車が動きます」と大乗仏教みたいなこと言ってた。 》 後藤友洋
https://twitter.com/chiro51/status/1082443453668048896
《 浅草をうろうろしていたら、敬覚寺の掲示板に「人生一生 酒一升 あるかと思えば もう空か」という心に刺さる言葉が（泣）。 》 ガッパイやーすー（キョーソク）
https://twitter.com/gappaiyasu/status/1081809425013235712
