上條陽子作品展(閑人亭日録)

 JR横浜線成瀬駅そばの「ギャルリー成瀬17」で昨日から開催された上條陽子作品展へ行く。題が「マグマ」。画廊へ着き、暫くして上條さん来廊。握手。
 入って右手の壁面は、案内葉書の作品。正面は丸い形状が重なり連なる、同じく赤色の作品。左の壁面と入口左手はドロ-イングのほぼ白い絵の作品。どれも素晴らしい。 円い輪というと草間彌生を連想するが、まったく違った生命の鼓動を生き生きと感じる。そしてその鼓動が見る者の心を快方~解放へ誘う。新たな地平が開ける。 中国の無錫で開催される個展では高さ五メートル超の壁面に大きく展示すると意気込む。楽しみだ。帰路友だちは「行ってよかった!」とゴキゲン。
  http://www5.plala.or.jp/galerie17/YoteiSyosai5.htm
  http://web.thn.jp/kbi/kamijo.htm
  http://web.thn.jp/kbi/kamijo3.htm
  http://web.thn.jp/kbi/zakki3.htm

 安藤信哉展が催されていたのを知る。
  http://www.umenokinen.com/exhibition/2018_exhibition/2019_ando/

《 実はもうー館静岡県のK美術館にたくさん収蔵されていましたが、残念ながら2012年12月でK美術館は閉館となり、作品はご遺族のもとに返還されました。 》

 まるで不要になったから返還したというふうに読める。事実は、数年前、息子(安藤信哉の孫)と一緒に管理してほしいと長女(安藤信哉の娘)から求められ、 なんと虫のいいことを、とあきれ、「返却する」と返答。「金がない」というので、私が美術運送を手配し、費用は全部私が持った。あんな大作の絵をどうするんだろうと 危惧したが、もう縁のないこと。
 安藤信哉と生前お付き合いがあり、絵も直接恵まれていた私は、K美術館を開くとき、長女から「全部差し上げます」と言われて運搬、収蔵。額を新たに付けたり、 キャンバスの古い木枠を補強したり。何度も企画展示して顕彰。閉館後は将来の発見と評価のために収蔵庫に大切に保管してあったが。孫はそれを確認。
 私の見解では、安藤信哉の真骨頂は1970年代~80年代初頭(すなわち晩年)の水彩画にあると思う。そのことは未だ理解、評価されていないようだ。
  http://web.thn.jp/kbi/ando.htm
  http://web.thn.jp/kbi/ando10.htm

 ネット、うろうろ。

《 芸術祭における通俗性。清水穣評「美術館の終焉─12の道行き」「IF THE SNAKE もし蛇が」 》 美術手帖
  https://bijutsutecho.com/magazine/review/21209

《 「桜を見る会の招待者名簿はすでに廃棄されていることを確認したものと承知している」とアベ首相答弁。万一名簿が流出した場合に言い逃れができるよう二重三重に 保険をかけた表現だ。「確認が不十分だった」「報告が間違っていた」「僕は嘘ついてない」「官僚の責任だ」と言えるようになっている。 》  前川喜平(右傾化を深く憂慮する一市民)
  https://twitter.com/brahmslover/status/1220095485404311553

《  トランプ大統領と常に100%一致し、日本国民の血税を貢ぎまくった結果、さくっとホワイト国を外される日本。

  ・米「ホワイト国」日本外れる 》 Dr.ナイフ
  https://twitter.com/knife9000/status/1220737785725763584

《 『映画秘宝』が休刊し、『TVブロス』が「2020年春からデジタル媒体に移行」&「3月から発行サイクルにとらわれない不定期刊行」になるという、サブカル終焉感。 》  吉田光
  https://twitter.com/WORLDJAPAN/status/1220627398674145282

《 「美術手帖」も紙媒体からネットに移行が決まってます。ま、美術や映画やグラビアについてはネットのほうが適しているかもしれませんが。 ただ、そうなると古書の類いが無くなりますね。 》 Masami KATO
  https://twitter.com/regenfrau/status/1221000041990516739

《  正解は…じゃーん!!
  麻袋で遊ぶ #ニシゴリラ でした。 》 上野動物園[公式]
  https://twitter.com/UenoZooGardens/status/1220917166293209094