志村けんの訃報に促されて『新潮世界文学 48巻 カミュ「ペスト」』新潮社1969年3刷を読み始める。舞台はフランスの植民地下にあったアルジェリアの地中海に面した 港町オラン。
《 門番の死は、人をとまどいさせるような数々の兆候に満ちた一時期の終了と、それに比較してさらに困難な一時期──初めの頃の驚きが次第に恐慌に変って行った時期 ──の発端とを画したものであったということができる。 》 250頁下段
《 しかし、要するに、誰かが合計を出すことを思いつきさえすればよかったのである。合計は驚倒すべきものであった。わずか数日の間に、死亡例は累増し、この奇怪な 病いを手がけている人々にとっては、それがまぎれもない流行病であることは明白となった。 》 260頁下段
《 電文にはこうしるされていた──「ペストチクタルコトヲセンゲンシ シヲヘイサセヨ」 》 283頁上段
《 そこの学校では雨天体操場まで利用しなければならなくなって、今では総計五百の病床が設けられ、そのほとんど全部が既にふさがっていた。 》 301頁下段
気が滅入るなあ。食欲が失せるなあ。でも腹がすく。それにしても、凄い。これが文学・・・。
ネット、うろうろ。
《 かつて勤務していた会社の無能な上司は、会議で都合の悪いことを指摘されると、ニヤニヤ笑って必死に事態をやり過ごそうとしていた。
いまの総理を見ていると、あれと全く同じ。
ニヤニヤ笑っているのは、都合の悪い時! 》 よしだ まさし https://twitter.com/garakutahuuun/status/1243759417247412227
《 コロナ対応に逆行する安倍政権の狂気
いま感染症病床全体の9割以上を公立・公的病院が担っている
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440の公立・公的病院の統廃合を進め5年後までに感染症患者を率先して受け入れる病床を20万床減らすための具体化を厚労省が3月4日に指示。2020年度政府予算では 病床削減した病院に補助金84億円支出 》 井上伸@雑誌KOKKO
https://twitter.com/inoueshin0/status/1244200482538741760
《 不思議な話。
政党助成金や国会議員の歳費削減が議論されないまま、国民への給付・支援策が議論されようとしている。
自らの収入はしっかり確保している議員や政党が、収入に不安を覚えている国民のことを考えられるのか。
「国民の代表」なら、議員自ら、国民と同じ立場になるべきだろう。 》 春橋哲史(福島第一原発事故は継続中)
https://twitter.com/haruhasiSF/status/1243930917178986497
《 総員 自粛せよ
なお、補給兵站はなし
ほんと
第二次世界大戦の南方戦線か
インパール作戦みたいだな 》 松沢直樹
https://twitter.com/naoki_ma/status/1244078300030328832
《 リフレだかMMTが金を出せと言っているが、国債公債発行残高からして、厳しい状態には変わりない。不要不急の辺野古、F35、イージスアショアの執行は停止、 現に必要な国防費=コロナ対策費に付け替える。財政ファイナンスで出し続けるとどこかで事切れる。出せば幸せになれるというような状態ではない 》 ありーちぇ
https://twitter.com/ALC_V/status/1244325356720377856
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