『夢二の恋文』(閑人亭日録)

 昨日の山積みの文庫本、ロミ『乳房の神話学』の下には獅子文六『ちんちん電車』河出文庫2006年初版。なんだかなあ。竹久夢二『夢二の恋文』新風舎文庫2007年初版を 取りだす。「第三章 恋の哲学」が面白い。

《 今一歩といふところで拒まれた。と彼は、私に話したが、私の見る所では、彼は第一歩において既に拒まれてゐたのだ。 》 95頁

《 「悲しい恋がたり」をすることが出来る。今は、それが過ぎ去つたから。 》 98頁

《 昔の男は、欺されようとした。
  今の男は、欺されまいとする。 》 100頁

《 彼女の肉体の最初の男性になることは、不幸な迷信である。
  彼女の最後の恋人になることだけが、男を幸福にするかも知れない。 》 96頁

《 女は入口で鏡を見る。しかし出口では忘れる。 》 99頁

《 普通名詞で彼女を呼んではいけない。かならず固有名詞で呼びかけるが好い。 》 100頁

《 彼女の美しいことを、ただ口で言ひさえへすればよい。 》 101頁

《   13の卓
  あたしの最初の男が
  誰だったかつてお訊きなさるの
  つまらない!
  どうせあなたが
  最初の男でなかつたやうに
  最後の男でもないわよ 》 111頁

 『鍵』という作品の冒頭。

《 「そんなに沢山の鍵をどうなさるの?」
  女がたづねた。
  「女の心を扉をあけるのだ」 》
《 「あなたはいつか
  女の心をあけたことがあつて? 」
  「一度もないよ
  どの鍵をもつていつても合わなかつた」 》(以下略)

 星新一『鍵』を連想。
 『星新一「鍵」のネタバレ解説』
 https://shimaumashita.blog.fc2.com/blog-entry-1397.html

 朝、境川清住緑地南に隣接する、八月一日開園予定の湧水公園の草刈りを建設業の若手たちと行う。見違える。正午帰宅。風呂へ。洗濯。朝食。休息。冷たいコーヒー飲む。 旨い。それにしても豪快な湧水の噴出だ。池に入って噴出口に顔をつけられるのは、いいねえ。写真に撮ってネットに上げれば人気だろう
http://www.gwmishima.jp/modules/information/index.php?lid=2121&cid=1
 午後四時、洗濯ものを取り込む。三時間余でジーンズもすっかり乾いている。
 午後六時前、雨。

 ネット、うろうろ。

《 しまった、今日は #プレミアムフライデー ではないか!(まだあるんだっけ?) 》 yamada shingo
https://twitter.com/syashingo/status/1276299262507147264

《 今日の政府与野党連絡協議会。
  内閣府によれば、専門家会議は「まだ廃止していない」
  公明党も「廃止は聞いていない」
  自民党も「聞いていない」
  政府の対策本部は知っていたのか「わからない」
  「専門家会議は廃止」という昨日の記者会見は、西村大臣の個人的な見解だったとでもいうのか? 》 小池 晃(日本共産党
https://twitter.com/koike_akira/status/1276373557681872896

《 体型にコンプレックスを抱える女性のランジェリー撮影に密着。|VOGUE JAPAN 》 You Tube
https://www.youtube.com/watch?v=wE6pWX5dAg0&feature=youtu.be

《 かなりパンチの効いた政治風刺かと思った 》 もひもひ
https://twitter.com/mo_himo/status/1275322469117640704

《 【再掲】日本に迫る数々の滅び。 》 風のハルキゲニア
https://twitter.com/hkazano/status/1275825908352352256

《 岩手に住む父に「そろそろ帰っていいかな」と軽く言ってみたところ… 》 けいし*
https://twitter.com/pandafun20/status/1275687791767236608