『ブルーノ・ラトゥールの取説』三(閑人亭日録)

 久保明教(あきのり)『ブルーノ・ラトゥールの取説』月曜社2019年2刷、「第二章 科学とは何か」を読む。

《 だが、彼の目論見が両者の同時否定であることに注意してほしい。問われるべきは同時否定とそれが可能にする議論の有効性である。 》 89頁

《 科学的知識の妥当性をネットワークの名が長さによって説明するラトゥールの論法は、だが、いまだ信頼のおけないものと思われるだろう。 》 99頁

《 だが、ラトゥールは、科学者が「自然の事実」と向き合っているように見える場面にこそ、諸アクターの絡まり合いを見いだしていく。 》 103-104頁

《 「制作」と「実在」のあいだの矛盾は、科学者が新たに何かを発見する局面でより強く現れる。こうした局面をめぐるラトゥールの分析を次にみていこう。 》 110頁

《 では、以上でみてきた一連の過程において、酵母そのものがパストゥールによって制作されたのだろうか。それとも酵母はパストゥールの活動から自律して存在する のだろうか。ラトゥールはこの問いを二者択一式に捉えることを否定する。酵母はパストゥールによって制作され、だからこそ、それはパストゥールの活動から自律した 存在として現れる。この一見して突飛な主張を押しだすにあたって、ラトゥールは「命題」と「分節化」という用語を導入して、以下のように述べる。 》 113頁

《 「命題」(Proposition)は、ホワイトヘッドの議論を援用しながら導入され、世界との対応を問われる言語的な命題ではなく、循環する指示を構成する諸アクターを指す 概念として用いられる。 》 114頁

《 さらに、こうした命題に備わった特性が「分節化」(Articulation)である。それは第一の事例でも触れたように、各アクターが自らの性質や振る舞いを通じて他の アクターを把握し表現する働きを指す。 》 114頁

 ネット、うろうろ。

《 もちろん久保さんも、近藤和敬さんもラトゥールを語るあの辺りはラトゥールの先をどう語るかと言うことをテーマにしていますよね。 》 清水高志
https://twitter.com/omnivalence/status/1346126789697970178

《 人は無駄に物を考えてしまうという苦しみを面白さへ変換することで生きている。 》 千葉雅也
https://twitter.com/masayachiba/status/1346306059741274112

《 アキバのこの場所にあるビルが丸々空で「テナント募集中」なのはすげぇな。 》 水原滝
https://twitter.com/taki_mizuhara/status/1345946702998433793

《 見出しに「首相言い間違え連発」となっていますが、この発言は「言い間違え」などという生易しいものではありません。
  緊急事態宣言を発出したかどうかすら、理解できていないわけです。
  このコロナ禍のなか、自分が何をやっているのかすら理解できない首相など論外です。
  明日にでも退陣すべきです。 》 大野たかし
https://twitter.com/koredeiinoka/status/1346102948078604288

《 本当に誰にも金を配りたくないという強い意志の塊が服を着て歩いているようにしか思えませんよね、菅総理。と言って、金をできるだけ配らずに済む効果的な施策を 採る訳でもなく。ただただ金を配りたくない、むしろ金を配らないためだったらどんな間抜けなことでもあえて辞さずっていう。 》 Jun-ichi_Kawa
https://twitter.com/KawatheCathand/status/1346166348158623744

《 ガースーが官房長官だった7年8カ月で自身に支出した機密費は86億8千万円超。官房機密費の総額95億4200万円のうち90.97%を菅氏は、自身の“つかみ金”にしていた 。1日平均307万円をつかった計算。

  今の日本の二十代の平均年収を毎日、税金から使ってた。
  死刑でいいや。 》 町山智浩
https://twitter.com/TomoMachi/status/1346153338266505216

《 1日で国民の血税300万円も政権維持のために使う立場の人が、国民に何より先に「自助」を求めるって冷静に考えるとすごい話… 》 岩槻優佑
https://twitter.com/yuu_iwatsuki/status/1345929740029292545