『性の歴史 III 自己への配慮』六(閑人亭日録)

 ミシェル・フーコー『性の歴史 III 自己への配慮』新潮社1987年初版、「第六章 若者たち」を読んだ。

《 若者愛にかんする古代古典期の高い調子の言明にくらべると、この愛にかんする省察は、西暦のはじめの数世紀のあいだに、その現実性を失ったわけではないにしても、 少なくとも、その強烈さを、その真剣味を、かつての生気を失ってしまった。その省察は、表明されはしても、安易なくり返しという調子をおびるのである。 》 247頁

《 だからといってこれは、若者愛の実践(いとなみ)が消滅してしまったとか、価値剥奪の対象になってしまったとか、という意味ではない。 》 247頁

《 しかし、こうした統一性の名においてこのエロス論は、若者愛を同意(やさしさ)の欠如のゆえに結局は除外する。二元論的なエロス論は、真なるものと模像(みせかけ) との問題によってつらぬかれていたのであり、若者愛を、ただし愛欲の営み(アフロデイジア)の排除という代償を払って本質的に設定するのに当てられていたが、この 二元論的なエロス論をもとに、プルタルコスにおいて、愛の新しい様式論が組立てられているのが人々には判る。 》 273-274頁

《 すなわち、ふたりの恋人が結婚のときまで保持すべきは、自分たちの肉体的な清らかな完全性であるのみならず、心の清純さなのであって、結婚というものは、 肉体面だけでなく精神面においても理解されなければならないのである。
  かつて若者愛に出発点をもってきた〈エロス論〉とは異なる〈エロス論〉が、このように展開しはじめるのである。 》 300-301頁

 ネット、うろうろ。

《 研ナオコメイク動画見てると、YouTubeは完全にテレビ超えてるなって思う。 》 zapa
https://twitter.com/zapa/status/1364574104674738180

《 日刊ゲンダイ◆島根・丸山知事は東京でも堂々90分超 これぞザ・記者会見 https://nikkan-gendai.com/articles/view/life/285694 「会見は予定時間を大幅に超える1時間半にも及び、司会者が「それでは時間がまいりましたので…」と会見終了を促したが、丸山知事は挙手する記者を指名し続けた」 》  deepthroat
https://twitter.com/gloomynews/status/1365079476179099650

《 >私も総理の長男の会社から接待の誘いを受ければ、断る方法は思い付かなかったのではないか。。

  そんな甘いことを仰っておらずに。菅氏長男、総務省役人ともに、贈収賄容疑での立件を目指してほしい。 》 川上浩一
https://twitter.com/koichi_kawakami/status/1364278487431876608

《 官邸に従順な官僚が出世していき、反対に官邸に反抗した官僚は左遷される…。

  まさに絵に描いたような腐敗国家だな、

  #内閣人事局の廃止を求めます 》 大神ひろし
https://twitter.com/ppsh41_1945/status/1364935295716630530

《 菅首相、急きょ会見見送りへ 山田広報官の問題も影響か:朝日新聞デジタル

  山田広報官をマスコミから守るために総理記者会見とりやめるという、いしいひさいちの漫画みたいになってきましたね。 》 こたつぬこ
https://twitter.com/sangituyama/status/1364926145116823554

《 「飲み会を断らない女」というフレーズの先にバブル時代の蜃気楼が見えました。 》 フミコ・フミオ
https://twitter.com/Delete_All/status/1365083714393280512

《 店員さん七ヶ月 》 リカーショップたかはし
https://twitter.com/Rika__takahashi/status/1364468560328753153