『十二支考 3』お休み/感謝状(閑人亭日録)

 昼前、書留郵便が届く。何と北海道知事鈴木直道氏から感謝状。

《 あなたは北海道における芸術文化の振興に深いご理解をしめされるとともにこの度道立美術館に貴重な美術作品を寄贈され本道の芸術文化活動の推進に多大な貢献を されました。 ここに感謝の意を表します。

   令和三年六月一日

  北海道知事 鈴木直道  》

 味戸ケイコさんの絵。生まれてこの方感謝状などを授与されるのはこれが初めて。嬉しい。

 午後、グラウンドワーク三島の理事会~総会、シンポジウムへ出席。

 今朝、昨日話題の奥野淑子さんの木口木版画『melodist』、32.9cm×23.0cmを鑑賞。画格がじつにデカイ。大きい作品だと勘違いしていた。そして気づいた。昨日の記事。 小原古邨の『夜桜に烏』に感応してこの作品を制作したのではないか。彼女の作品は梟と楽音が交錯、交響している。
 http://web.thn.jp/kbi/koson.htm
 今朝ネット記事を見て、彼女に頼まれて銅版画家林由紀子さんのアトリエへ案内したことを思い出した。林さんの応対に奥野さん、大いに喜んだ。
 https://twitter.com/kosho_kitora/status/1408398218082230273
 https://twitter.com/PsycheYukiko

 北一明でちょっとメモ。茶碗全般に言えることだけれど、茶碗と共箱が違うことが多々見られる。北一明の茶碗でもあった。某オークションに同じ出品者から二点同時に 出品された。共箱と茶碗が入れ違っている。二点とも落札されたが、違う人が落札。箱を交換しないのだろうか。これは画像を見てすぐにわかったが、北一明の場合、 茶碗自体が独特で、箱書きも独特の書体なので読めない出品者がいる。また誤読している例も。私は、共箱は重視していない。商売で購入しているのではないから。
 北一明は生前、俺の茶碗は誰も偽物を作れない、と豪語していた。それを実感している。
 http://web.thn.jp/kbi/ksina.htm
 ついでに。出川直樹監修 芸術新潮編『やきもの鑑定入門』新潮社1983年初刊、1992年27刷、15頁に北一明作品の小さな写真が六枚も掲載。”虹彩による色のシンフォニー  北一明作”。その写真の右隣には”再現された曜変天目”云々と、奈良の陶芸家の茶碗の写真と記事。聞くところでは『芸術新潮』でこの本の元となった特集をした時、 読者から北一明の「輝変茶碗」がある、と指摘され、この本で北の写真(茶碗の拡大写真)をとりあえず入れ込んだ、と。北一明はさほどに知られていなかった。今も。
 https://www.shinchosha.co.jp/book/601901/
 その監修者出川直樹が去年出版した本は『耀変・美の王国の王』創樹社美術出版。「耀変」は、北一明の造語。
 https://www.honyaclub.com/shop/g/g19985396/

 ネット、うろうろ。

《 クラスター対策と称して無症状感染者をずっと野放し状態にしてきた日本。命を救いたいという一番基本的な心が欠けていたように思う。そしてその裏には 「オリンピック開催」があった。日本がしたのは人に対してではなく、コロナウイルスへの「おもてなし」だった。 》 u36jzs4a31
https://twitter.com/u36jzs4a31/status/1408423682905579520

《 また五輪開催に関しては。有観客と無観客で人流の増加の有無を論じ始めたこと自体が、論点ずらしの詭弁。競技を実施することによる関係者の移動、 ボランティアの移動等の人流の増加に目を向けさせないためです。(例えば伊豆では、自転車競技をするために近隣の温泉施設にボランティアが宿泊します) 》  Koichi Kawakami, 川上浩一
https://twitter.com/koichi_kawakami/status/1408390065210884096

《 そもそもボランティア向けにはワクチン接種なんてしてくれませんし。ボランティア自体も使い捨てですが、ボランティア通じて日本中にウイルス撒き散らしをしたい 様な運営ですよね。 》 暇人
https://twitter.com/safefield/status/1408669891029204995