「創造的破壊とはなにか」(閑人亭日録)

 大岡信『表現における近代──文学・芸術論集──』岩波書店1983年初版収録の「創造的破壊とはなにか」を再読。四十年前の発表だが、今だに新鮮。刺激的。結び近く から。

《 ロマン主義以来一世紀余りにわたって保たれてきた芸術神話、すなわち、「俗世間」たる「社会」に対して反逆する芸術、というひとつの神話は、今や芸術家自身の 内部からも、外部からも、徐々に掘り崩されつつある。その結果、芸術はいやおうなしにそれ自身の存在理由を再検討しなければならない時代に入っている。それは 恐ろしいような時代である。私は慄然たるものを覚えると正直に告白する。けれどもまた、私はさまざまな思いにふけりながらも、こう思う、それは悪いことではないだろう、 と。
 「中心」と「周縁」というようなテーマで何かを考えるということも、つまりそういうことだったのだということに、私はあらためて気づいたのである。 》 81-82頁

 なぜこれを再読しようと思ったのか、わかった。「中心」と「周縁」ということを折々考えていた自分の思考が硬直していた。また、あえて言えば安藤礼二『列島祝祭論』 作品社2019年を受けての論述とも見える。理由は省く。

 ネット、うろうろ。

《 【Dappiの素顔⑧】「Dappi」はTwitterへの投稿にどんな通信機器を使っていたのか。「NO HATE TV」はそれを明らかにした。何と「すべて」デスクトップ型パソコンで 発信していたのだ。iPadスマートフォンで出先から発信することはなく、特定のデスクで仕事として悪質なデマや政権支持を発していた。 》 有田芳生
https://twitter.com/aritayoshifu/status/1450575169097850882


《 有田さん!
  『しんぶん赤旗日曜版』次号に、「Dappi」衝撃の新事実が掲載されます。
  「Dappi」運営企業の社長は、自民党本部事務総長の親戚でした! 》 小池 晃(日本共産党
https://twitter.com/koike_akira/status/1450619965376131072

《 2014年の衆院選
  選挙特番で安倍晋三村尾信尚キャスターに逆ギレし、イヤホンを外し自分の言いたい事だけを言い続けた。
  この後、村尾氏は番組を降板。
  人の意見に全く耳を傾けない自民党総裁の体質が菅に引き継がれ、それを岸田文雄が継承
  #また4年自民党で耐えられますか 》 にゃん吉
https://twitter.com/NYANKICHI_Earth/status/1447399189944569861

《 中国の対外強硬策は、2027年以降の急激な人口減少による経済の先行き不安と、網羅的な監視システムなしでは統治できない国民の独立性の帰結だと思います。
  もしかすると人口減少が始まる前に経済危機が来るのかも知れませんから中国からは目が離せません。 》 内田樹
https://twitter.com/levinassien/status/1450611646792036352