ヒト・シュタイエル『デューティーフリー・アート:課されるものなき芸術 星を覆う内戦時代のアート』フィルムアート社2021年初版、第八章「デジタルの肉片」を 読んだ。”肉片”は”Debris”の訳語。
《 しかし今日、天使が見つめる破片にも変化が訪れているように思う。情報が欠損なくコピーでき、いくらでも回収や復元できると考えられている。そんな時代に、 瓦礫や残骸といった概念は合わなくなっているのではないか。(引用者・略)
実態はその逆で、歴史は終わっていない。残骸はなお高く積み上がっている。さらにデジタル技術は、対象がほぼ何であれ、その創造的破壊/残骸と退廃の可能性を 派生させる。デジタル技術は、破壊、腐敗、堕落のオプションをひたすれ増やし、歴史の破片の清算、クローン化、複製の枢要な新機軸となえる。政治と社会の暴力性から 増幅するという点で、デジタル技術は、歴史の助産婦にもなれば、(形成)外科医にもなる。 》 175頁
第九章「彼女の名はエスペランサ」を読んだ。ロマンス詐欺などのスパム・メールについて。
《 これらのメッセージは投函(ポスト)されるだけでなく、ポスト主義的(postist)ですらあるだろう。ポスト主義とは、「以後」的にして二次的、そして歴史の残余 そのものであることを自認する、時間性の症候である。このポスト主義で前提とされているのは、旧い世界観に代わる新しい要素を一切持たぬまま、すべてを一般原則的に 克服できるということだ。
ただし、このポスト弁証法的な前提条件には、ポスト主義は、自らがそこから距離を置き、自らが克服したと主張する──そうした事柄を保持するのである。実際、 「ポスト」マルクス主義、「ポスト」構造主義、「ポスト」モダニズムといった概念のうちどれ一つとして、それが過去に置き去ったとする諸概念に立ち戻らずして定義を 確立することはできない。 》 212頁
ネット、うろうろ。
《 日本のビール税は世界一高い「1リットルあたり220円」なので、500mlの缶ビールを230円で買えば半分の110円が税金だが、さらに10%の消費税まで上乗せされる。 そして、この理不尽な税金は国会議員のお小遣いになっている。ガソリン税に上乗せされた消費税もしかり。日本は世界一の税金泥棒大国だ。 》 きっこ
https://twitter.com/kikko_no_blog/status/1460946340880347137
《 【国会議員の年収ランキング】
日本 約4500万円(文書交通費1200万円と政党交付金1000万円を含む)
アメリカ 約1570万円
カナダ 約1260万円
ドイツ 約1130万円
フランス 約1000万円
イギリス 約970万円
韓国 約800万円 》 》 きっこ
https://twitter.com/kikko_no_blog/status/1460942429897461761
《 ワロタ 》 西山 けん@なんだな
https://twitter.com/nishikennandana/status/1460969524539584514
《 維新のセルフ領収書の何が問題かというと、文通費の支給目的は「公の書類を発送し及び公の性質を有する通信をなす等のため」とされているのに、自らの政治団体に 「寄付」し移し替えることで、選挙活動や借金返済などに流用されてしまっていること。 》 たつみコータロー 前参議院議員
https://twitter.com/kotarotatsumi/status/1460411182381031426
《 いずれ「れいわvs維新」の構図になると思っていたが、早くも戦闘が開始され、大石あきこが元上司の橋下徹をフルボッコにしている。論破王の肩書きはどこへやら、 橋下は防戦一方で、ついに「維新は言い訳しない」との言葉を引き出したのだ。白旗である。大石あきこの戦闘能力は高い。ますます楽しみだ。 》 立川談四楼
https://twitter.com/Dgoutokuji/status/1460817588490223618
《 それではここで税金で豪遊する大阪維新の会の議員たちをご覧ください。 》 YELLOW_TAIL
https://twitter.com/RedGolgo/status/1460151139144388610