『今日のアニミズム』四(閑人亭日録)

 奥野克巳・清水高志『今日のアニミズム以文社2021年初版、「第四章 他力論的アニミズム」奥野克巳を読んだ。
 http://www.ibunsha.co.jp/new-titles/978-4753103669/

《 本章では、アニミズムを、自力ではなく他力によって、つまり人間の力ではなく目に見えない大きな力によって現れるものだと捉える視点に立って考えてみたいと思う。  》 183頁

《 アニミズムは、自分と自分の周囲の世界の連絡通路をつねに開いていおく、つまりモノや他生にも注意を払うことで、モノや他生や世界の側からの働きかけに私が応じる という機序で成立するように思われる。 》 188頁

《 第一章で指摘したように、こちらからひとつらなりあちら側、因果律に囚われない非因果連関を原理とする世界であった。アニミズムには、私たちの住まう現実世界と、 その実在と秩序を無効にしかねないあちら側の世界との往還運動が含まれていた。 》 197頁

《 道教とは、混沌や雑然としたものの中に生命の起源を見る考え方なのである。 》 211頁

《 あらゆるモノが斉しいと見る、道教でいう「万物斉同」は、前節で見た道元禅師のいう「方法すすみて自己を修証する」悟りの世界そのものであろう。それはまた、 あらゆる文節が無化された言語化以前の世界でもある。さらに道教でいう気の流れは、他力を含んでいる。それは、人間のはからいを超えた、あるがままに成立している 自然法爾であり、その深層にある「力そのもの」ではないだろうか。 》 212頁

《 アニミズムは、他力に対して自己をつねに開かれた状態にしておくことによって、駆動するようになる万物の動きを孕んでいる。 》 213頁

 午後、源兵衛川中流、時の鐘橋下流の茶碗のカケラ、ガラス片を拾う。三石神社ほどではない。あそこはすごかった。重くなり過ぎて終了。自転車に載せて帰宅。 自転車運搬は楽。汗ばむ。ふう。コーヒーが旨い。

 ネット、うろうろ。

《 あまりにも当たり前すぎて、疑問にすら思わなかったけれど、初めて気づいたときは結構な衝撃を受けたこと。実は、サイゼリヤはCM・広告・チラシ等に一切の広告費を かけていない。それなのに『なぜか、みんな知っている』これがどれほど凄まじいことなのか、分かりますか。サイゼリヤの経営戦略は本物。 》 神崎ゆき
https://twitter.com/yukinoko811/status/1492227690333491200

《 サイゼリヤTwitterの「ある法則」 》 アオヤギミホコ
https://ao8l22.hatenablog.com/entry/2022/02/11/105505

《 【速報】新型コロナ 全国の重症者1352人 1カ月で13倍増 死者数とともに増加傾向止まらず(FNNプライムオンライン) 》 bokemontaro
https://twitter.com/hichachu/status/1492351530682679301

《 2022年2月の世界:
  パンデミックで1日10万人以上の感染者が出る国や死者が100万人に達しようかという国がある一方、戦争が始まろうとしている地域がある一方、 冬季五輪でメダルを競い合っているって(それを1日中放送している国もある、、、) 》 Koichi Kawakami, 川上浩一
https://twitter.com/koichi_kawakami/status/1492173302198337537