睡眠からふっと覚めて浮かんだこと。純金の延べ棒のような白金(プラチナ)の延べ棒を見たことがない。指輪や貴金属、金相場に縁がなかったからかな。 それは措いて。平野歩夢選手がオリンピックスノーボード男子ハーフパイプで金メダルを獲得した時のインタビュー(?)で「怒り」を耳にしたが、それから連想したのが、 塚本邦雄の短歌。
瞋(いか)りこそこの世に遺す花としてたてがみに夜の霜ふれるかな
短歌集『感幻樂』白玉書房1969年9月9日刊収録。この歌集から記憶に留まる金貨ならぬ金歌、好みを少し。
帝王のかく閑(しづ)かなる怒りもて割く新月の香のたちばなを
「樂興の時」たちまち果てて立ちあがるハーブ抱きゐしその長き脚
ほほゑみに肖てはるかなれ霜月の火事のなかなるピアノ一臺
天に墜ちゆく揚雲雀わがたましひは日もすがら肉のうちにうかぶ
錐・蠍・旱・雁・掏摸・檻・囮・森・二人・鎖・百合・塵
語尾はすべて”り”。物語が降誕。
午後二時、晴れているので、源兵衛川中流、時の鐘橋付近で茶碗のカケラ、ガラス片を拾う。すでに拾った所なので、細かいものがほとんど。このへんで止めようかな、 疲れたなあ、と見上げると、雲行きが怪しい。自転車の荷台に載せてさっさと引き上げる。午後三時帰宅。ゴミを近くの回収箱に持っていく。洗濯物を取り込む。汗ばむ。 温かい牛乳を飲む。ふう。や、雨音。
ネット、うろうろ。
《 政権が不正を行った疑いがあれば、昔は他の民主主義国のメディアと同様、日本の新聞も野党とは違う立場から、不正の追及をしていたんですが、 第二次安倍政権以降、ほとんどその本来の仕事をやらなくなりました。
特に政治部は。
それで「攻めあぐねる野党」。ふざけてます。 》 山崎 雅弘
https://twitter.com/mas__yamazaki/status/1493226274382581763