四半世紀ほど前、小原古邨の木版画に出合い、名前の読み方もわからないまま、木版画に惚れて購入。当時インターネットとは無縁だったので、”おはらこそん”と 知るまでに時間がかかった。横浜そごうの平木浮世絵美術館で小原古邨展があったのを知り、会場へ赴き、展示作品の画集を購入、知人に配った。
美術雑誌『國華』では気づかなかったが、審美書院の美術本に出合い、江戸絵画の豊穣さに気づいた。狩野派、浮世絵、奇想の絵画だけではないのだ。特に圓山四條派に 瞠目。風格の狩野派に対する気品の圓山四條派と言おうか。いやあ、知らなかった。不明を恥じる、と先に言っておく。これからが本題。村山旬吾 編『圓山四條派畫鑒』 國華社明治四四年十一月一日發行を開くと、既視感のある絵が何点かある。多くが小原古邨の木版画だ。烏、翡翠、猿、雀・・・。小原古邨は、圓山応挙を筆頭とする 圓山四條派の絵を『圓山四條派畫鑒』、『圓山派畫集』(全2冊)審美書院明治四十年十月廿五日上巻發行などからその画風を参考にしていたのでは? と推測される。 それが模倣だと貶めるのではない。古邨時代の絵の作風に私は惹かれる。圓山四條派と違って対象を無意識な親和性をもって描いている、ということか。 あらためて圓山応挙の絵を観ると、古邨は応挙から影響を受けていた、また深く共感していたと感じる。その魅力は祥邨に改名されると失われてしまう。
http://web.thn.jp/kbi/koson.htm
数年前、Eテレ『日曜美術館』で紹介され、古邨は一気に人気沸騰。現代アートとは真逆の自我を主張しない画風に多くの人が惹かれたのかな、と思う。それにしても、 「圓山四條派は写実」という用語でめくらまされていた。写実では興味がなかった。今は圓山四條派は光琳派と向かい合う感じを抱いている。
午後、源兵衛川中流、源兵衛橋上流の茶碗のカケラ、ガラス片を拾う。重くなって終了。自転車に載せて帰宅。薄着だったので汗をかかずにすんだ。温かい牛乳が旨い。
ネット、うろうろ。
《 おつかれのようだ。 》 道民の人@新刊ひなび風景写真集通販中
https://twitter.com/North_ern2/status/1500699066715435009
《 茅野駅前にある巨石。最近行われた駅前整備の工事現場で掘り出された「ただの石」なのだが、その見事な丸い形ゆえ祀られることになった。 》 鳥居
https://twitter.com/shinmeitorii1/status/1500708282003902469?cxt=HHwWisCixeeOy9MpAAAA
《 火星のジェゼロ・クレーターは過去に湖があった場所で、生命が存在する可能性が指摘されている。このため、米国の火星探査の主要な対象の一つになっている。 そこで探査車のパーサヴィアランスが撮影し、NASAが最近公開した風景写真。 https://go.nasa.gov/3hGoDQJ 赤い惑星と呼ばれる星の青い石が印象的。 》 Oguchi T/小口 高
https://twitter.com/ogugeo/status/1500760378342785026
《 ロシアに侵略されてるウクライナに住んでる日本人の日常と心情 》 何丘ブログ
https://nanioka.com/five-days-in-january/
《 穀物マフィアとエネルギーマフィアにはプーチンが神様に見えるだろう。この戦争が永久に続けば良いくらいに思っているよ。戦争で沢山が死に、 庶民はお金を吸い上げられる。グレートリセットとは収奪のDoomsday。この文明の野蛮さは19世紀から何も変わっていない。 》 m-take
https://twitter.com/takeonomado/status/1501050123538735109
《 この戦争がどんなかたちで終わっても、あとには馬鹿でかい「北朝鮮」ができるという、ものすごくイヤなたとえを眼にしてしまった。 》 赤城毅/大木毅
https://twitter.com/akagitsuyoshi/status/1501098698386059267