永井均・森岡正博『〈私〉をめぐる対決──独在性を哲学する』明石書店2021年12月15日初版第一刷を少し読んだ。
https://www.akashi.co.jp/book/b598586.html
《 〈私〉、すなわち、
「いまここに現にひとりだけ特殊な形で存在している、私の特別なあり方」は
決して普遍化できないはずだが、ひとたびそれを語ってしまうと、
他者にも適用できる単なる「私」の話となり、本当に言いたかった特別さは消えてしまう。
どうすれば私たちは私だけがもつその特別さに近づくことができるだろうか?
──独在性の解釈をめぐって、永井と盛岡は徐々にすれ違い見せていく。
2人の議論の「噛み合わなさ」から浮かび上がってくる〈私〉の真相とは? 》 帯文
《 永井 この話、僕の話は結局ね、独在的なものと言葉との対立関係でできているから、そこで実は、心とか人間の主体とかいう話は本当はあんまり 出てこないいんですよ、本質的には。独在的なものはまったく独在的だから、その本質は心でも意識でも何でもないんですね。何かそういう単独で唯一のものなんですね。 言語っていうのはそういう構造を普遍化して一般化したもので、この対立図式なので、そこで主体が何であるとかね、実はロボットであるかゾンビであるとか、そういう 問題は本質的には出てこないんです。 》 「第2章 現代哲学ラボ 〈私〉を哲学する」 75-76頁
じつに難解だがじつに興味深い。しかし、何回読んだら難解から理解へ進むだろうか。考えたくない。
ネット、うろうろ。
《 車で通り過ぎてしまいそうですが、斜面に集落への入り口があります。どこにあるか分かりますか?(車道ではありません)
この山道の先に、立派な集落があるなんて想像できませんでした。 》 R774@まとめ屋
https://twitter.com/kendou774/status/1523409084812500992
《 そうドクメンタがなかなかたいへんみたい。まだ詳しく追えてないけど、パレスチナに関係する(現地のコレクティブが参加とかもろもろ)ことを反ユダヤ主義だと ブログで糾弾され、新聞などもその主張をフォローし炎上しているらしい。開催直前のフォーラムも中止。 》 田中功起 koki tanaka
https://twitter.com/kktnk/status/1524199460385230848
《 仕事では円換算は止め、全部をドル換算で行うべきかも知れない。そのくらい円は弱くなってしまった。どうやって日本を立て直すのだ?正攻法では 教育、農業、医療にしっかりとお金をかけ、子供と女性の未来に投資するしかないのに、全てその逆しかしてない。 》 m-take
https://twitter.com/takeonomado/status/1524847484543111175
《 再稼働に向けた政治による原子力規制委員会の介入と、業者と原子力規制委員会の癒着構造を推奨する細野氏。原発事故から全く学んでいないのは、細野氏であろうと 思います。この様な方が規制を骨抜きにしていけば、事故は何度でも起こります。 》 米山 隆一
https://twitter.com/RyuichiYoneyama/status/1524913006680739840
《 誰もこれがおかしいと思わずに広告掲載されちゃったのか。なんか、ここまで来ちゃってるんだな、我が国は。 》 ささきりょう
https://twitter.com/ssk_ryo/status/1524753266382635008
《 改憲を訴える政治家のほとんどは現行憲法を軽視し全条項を厳格に守ろうとはしていない。そういう政治家の望むとおりに仮に改憲したとしても、 彼らがその改定憲法を守るという保証はどこにもない。結局彼らが敵視しているのは自らを縛る憲法そのもの。 》 今泉義竜
https://twitter.com/i_yoshitatsu/status/1524520402919505920
《 "憲法を改正すれば国を守れると主張する人たちを「お花畑で夢想する人たちのようだ」と表現し、「言霊信仰」に陥っていると指摘した。 憲法は自国の政府権力を縛るものであって、外国をけん制するものではない…「リアリズムに徹したら護憲以外に選択肢はないでしょう" 》 今泉義竜
https://twitter.com/i_yoshitatsu/status/1524560628723367937