谷文晁『夏山圖』(閑人亭日録)

 朝、小雨。洗濯物を干す時には晴天、暑い。真夏日
 納涼気分で大冊の重い本、田島志一編輯兼發行『東洋美術大觀 第七册』審美書院明治四十二年十二月廿二日發行を卓上に置いて開く。巻末近く「第三百七十二、谷文晁 『夏山圖』」の白黒画像に見入る。これは凄い。田島志一の解説から。

《 南北合流の祖、才分元來凡流に非ず。縦横の技、古今を睥睨する底の力量、固より評賞の言を費すに及ばざるなり。疊嶂圖の流麗、夏山圖の豊潤、赤壁圖の軽淡、蘭亭圖 の典雅、陶明圖の健抜、樓閣山水の荘重、圖を出すごとに變化無量、手腕の底止する所、造詣の窮極する所、誠に測るべからずと謂ふべし。
  因みに言ふ。夏山圖は樂翁侯の命を奉じて畫きたる十二山海帖中の一頁、亦壁圖は同じく侯の畫かしめし文一、文良、文晁、元旦等、との合作帖壯觀綠の一圖なり。 》  713頁

 『夏山圖』、ネット検索では見つからず。

 午後、風が吹き、曇り空になったので、源兵衛川中流部、下源兵衛橋上流で茶碗のカケラ、ガラス片を拾う。重くなって終了。帰宅。汗~。水を浴びる。
 (川のゴミ拾いをするのは)バカだから、と応える。

 ネット、うろうろ。

《 「NHK全国ハザードマップ」地域のリスクを調べてみよう 》 NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/special/saigai/select-news/20220527_01.html
 自宅は洪水、土砂災害とも「災害範囲外」。やれやれ。K美術館の場所も「災害範囲外」。やれやれ。

《 フィールドワークで重要なことは、なにかを訊き出すことよりも、伴に居ること、伴に暮らすことなのである。この態(行為)によって体(身体図式)が 組み換えられていく。それは意識的な情報選択ではなく、無意識が組み換えられていくままに任せることである。いわば、それは「制作」過程なのである。 》 中島 智
https://twitter.com/nakashima001/status/1540060379501326336

《 「電力逼迫は原発再稼働への布石だからだまされないで」
  元東電社員で原発村にもいた蓮池さんの言葉は重い。 》 清水 潔
https://twitter.com/NOSUKE0607/status/1539387238714249218

《 岸田首相「消費税を引き下げると買い控えが起こるからやらない」

  いや、消費税があるから買い控えが起こってるんでしょう。物価が高騰しているいま、消費税を廃止すれば消費も増える。消費税は廃止一択! 》 長谷川ういこ
https://twitter.com/uikohasegawa/status/1539979103477956608