『御教訓カレンダー大全』(閑人亭日録)

 『御教訓カレンダー大全』PARCO出版一九九一年九月一日初版は、昨日の『大語海』の続編のようなもの。大きさはは新書判で同じだが、493ページと厚い。 背の帯文。
《 御教訓カレンダー
  16年分が一冊に! 》
 表面帯文。
《      パロディか?予言か!
   面白いだけじゃない。タメになる。と絶賛!
  笑う20世紀の奇書!
  毛沢東語録を持っていない人も、この一冊は持っ
  ていて欲しい。20世紀の輝かしい知と痴の大全。 》
 裏面帯文。
《 ただでさえ、短命な書籍の中で、この御教訓カレンダーは、
  月刊ビックリハウス誌上に登場した1976年以来、絶えるこ
  となく15年間生き抜いた。それも単に読まれるだけでなく、
  作られることによって持続した奇跡の書だ。
  ここにあらためて、投稿された方々に深くお礼を申し上げる
  とともに、この偉業をまとめて、20世紀の遺産にします。 》

 左カバー裏に50ほどの御教訓。少し紹介。
  このままでは住むと思うなよ!──インテリア・デザイナー
  昨年中は色々と下世話になりました
  次の肩どうぞ──マッサージ師
  その通りでございます──道案内
  目は眼病のもと
  昔々あるところに、おじいさんとおばあさんが
  いました。今はいません
  イカす後家
  ウチの子に小切手──金持ち
  居間に寝ていろ
  はかない人生でした──ストリッパー
  お代官様、俺、ゲイでごぜえます
  てめえらインゲンじゃねえ──ソラマメ
  長グソをしたネコ
  おじいさんは山へしばかれにいきました
  不死の病 》
 明日へつづく。

 昨晩、味戸ケイコさんへ手紙を認めたが、味戸さんの絵の魅力について、自然との深いかかわりといったことを書いた。以下の中島智のツイートは、同様のことをうまく 書いている。〈実在/そのもの〉とは、私の考える〈自然〉。

《 お勉強で賄えるのが「よい絵/よい作品/よい表現」である。これは対人コミュニケーションレベルの、〈表象/再現〉としての表現。それを飛び越えたり、 踏み超えたりするのが〈実在/そのもの〉というレベルで、これにかんしては「よい/わるい」といった形容はできなくなる。業界的評価は前者である。 》 中島 智
https://twitter.com/nakashima001/status/1566678186980933633

 ネット、うろうろ。

《 雲がかかる朝焼けの富士。
  おはようございます。 》 Koichi Kawakami, 川上浩一
https://twitter.com/koichi_kawakami/status/1566883601974566912

《 絶対にガガのライブ終わりの人達 》 👽❇️サニバニSunnybunny❇️👽
https://twitter.com/sanarabbit/status/1566731948738760704

《 あえて古典製本にこだわり 中国で注目集める印刷会社 》 西日本新聞
https://news.yahoo.co.jp/articles/d2659bc80a8a25880edbf12678561bebebfab0a9

《 反対運動やデモでも「どうせ反対しても無駄」「やったけど駄目だっただろ」とか訳知り顔で言う阿呆がいるけど、それは間違い。「国民待望の中、挙行された」 「スムーズに施行された」「猛反対の中、強行された」は、後の歴史の中で、まったく違う意味を持つ。 》 Nobuyo Yagi 八木啓代
https://twitter.com/nobuyoyagi/status/1566825634860773377