『東洋美術大観 一』(閑人亭日録)

 『東洋美術大観 一』編輯兼發行者 田島志一 審美書院 明治四十一(1908)年八月二十五日發行を開く。飛鳥、奈良、平安時代の美術品を収録。この時代の絵画など 若い頃は古臭~と偏見をもっていたが、この本の極精細多色摺木版画を目の当たりにすると、瑞々しい、生き生きとした、というよりも生々しい実体感に襲われる。 おそらく実物を鑑賞しても、その感触(?)は生まれないだろう。殆どが実物よりも小さく複製されていて、かつ三十センチほどの近さで見ているのだから、美術館、 博物館でやや離れて鑑賞するのとは、かなりの落差がある。いつも書くことだが、実物とこの本の木版画を並べて鑑賞したい。
 私的興味では女性的な像、『橘夫人厨子繪(法隆寺)』、『法隆寺金堂壁畫 菩薩圖』、『吉祥天像(薬師寺)』、『金剛界曼荼羅 理趣會觸金剛菩薩(神護寺)』、 『炎摩天像』などなど。目元すっきり、聡明なお顔立ち。時を超えて見目麗しい。かつ何事にも動じない高貴な力を見せている。『法隆寺金堂壁畫 菩薩圖』は焼失して 見られない。どれもネットでは画像がなかなか見つからない。残念。それにしても眼福。

 ネット、うろうろ。

《 【会田 誠】現代美術史上最大の問題作が生まれたとき、何があったのか?─アートというお買い物/鈴木芳雄 》 GOETHE
https://goetheweb.jp/lifestyle/art/20220920-art-shopping-13#

《 衝撃的な愚策。これが物価高騰対策だというから、なおさら衝撃的😩。。。

  5万円給付のために510億円の事務費 コールセンター設置や振込手数料など 》 田崎 基(神奈川新聞 報道部)
https://twitter.com/tasaki_kanagawa/status/1572186817893629952

《 市役所とか税務署とか、なぜ今までの基盤を活かせない?「お肉券」とかと同じで、「中抜きお仲間企業群」を儲けさせるのが目的。3.11原発事故以来、オリンピック、 万博、カジノ、コロナと、何でも中抜き。どこでも中抜き。 》 m-take
https://twitter.com/takeonomado/status/1572441303904038913

《 若い人は「何を大げさな」と思うかもしれませんが、これは根拠のない脅しでなく「かつてこの国で起きた現実」を踏まえた警鐘です。歴史を知る者の責任。 「情緒的な美談と恣意的な道徳振りかざし」が、やがて鉄のような同調圧力となり、人の命を軽んじる精神状態に集団で陥る。 》 山崎 雅弘
https://twitter.com/mas__yamazaki/status/1571371919542472704

《 政府にとって「国葬」とやらは、むしろ「反対する60%に見せつけるため」にこそ、やるべきものなのだろう。一度権力が決めたことはどんなことがあっても翻らない、 反対しても踏み躙られるだけだということを見せつけるためにこそ、彼らは「国葬」とやらを強行するのだ。 》 じこぼう
https://twitter.com/kinkuma0327/status/1571754633592451073