『ポロポロ』三(閑人亭日録)

 田中小実昌『ポロポロ』中央公論社昭和五十四年五月二十日発行、第三篇「魚撃ち」を読んだ。

《 くりかえすが、ひとつの部屋にひとりで寝るなどというのは、ぜいたくきわまりないことだった。山口の聯隊に入営したときも、三畳ぐらいの面積のところに、 十なん人も寝かされ、こうなると、頭をならべて寝るのは不可能で、頭と足のほうと、たがいちがいにつっこんで寝た。だから、夜、小便などにいくと、なかなか、からだを いれることができなくて苦労した。
  中国におくられてきてからも、こんな状態がずっとつづいていて、行軍中などは、屋根のあるとこころに寝れればいいほうだった。 》 112頁

  朝から外出。読めたのはこの一篇だけ。

 ネット、うろうろ。

《 約3年ぶりの発熱。朝方、37.8-38度の熱。喉はそんなに痛くなく咳もほとんどなかったですが、喉の奥から鼻の奥にかけて腫れてる感じでけっこうしんどくて。 1時間おきにうがいと鼻うがい。朝、行きつけの内科医の発熱外来を予約。検査します。今、バファリン飲んで平熱(36.5度)まで熱は下がっちゃった。 》  Koichi Kawakami, 川上浩一
https://twitter.com/koichi_kawakami/status/1592370140272033793