『スピノザ』七(閑人亭日録)

 昨日17日。ブログを挙げ忘れた。

 國分功一郎スピノザ──読む人の肖像』岩波新書2022年10月20日第1刷発行、「第6章 意識は何をなしうるか」を少し読んだ

《 理性的認識の対象は、延長すなわち身体の水準とは全く別の水準に、独立して存在していることを保証するのが、あの属性の理論であったからである。 》 306頁

《 理性的認識には根本的な限界があることに注意せねばならない。 》 310頁

《 改めて確認するならば、第一部では「神」が、第二部では「精神」が中心的が論じられていた。第三部は感情生活の分析とも言える内容で、その中心概念は「欲望」だった。第四部は前三部の議論を使って、最初から最後まで「善悪」について論じている。 》 323頁

《 第五部で実際に論じられている中心概念を挙げるならば、おそらくそれは「永遠 aeternitas」──正確には精神の永遠──である。 》 324頁

 朝から外出。近所へ友だち知人と出向く。昼前、味戸ケイコさんからショートメールで問い合わせ。午後、美術倉庫へ行き、味戸さんの本を探索。某童話作家の文章がその本には未掲載を確認。夕方その一次資料を封筒に収める。明日投函。知人の車に同乗。軽くドライブしながら相談を受ける。日が暮れて帰宅。ふう。

 ネット、うろうろ。

《 「言語学の父」が生み出した文法の謎が2500年の時を経てついに解き明かされる 》 GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20221216-ancient-grammatical-puzzle-solved/

《 デザインと哲学、その未分の源流で/清水高志・上野学 》 EKRITS
https://ekrits.jp/2022/12/7493/

《 昨晩のNHKでも、中国が攻めてきたら、中国が攻めてきたら、と岩田明子氏が連呼する。

中国を仮想敵国にして軍拡するより、外交努力で中国から不活化ワクチンでも買い付けてきてくれ、と思う。ワクチン接種選択の幅も拡がり、よほど国民を守ることになる。   》Koichi Kawakami, 川上浩一
https://twitter.com/koichi_kawakami/status/1603927291293470720

《 敵基地攻撃能力の保有は逆効果か? 日本に攻撃される前に相手が攻撃、もしも原発を狙われたら… 》 東京新聞
https://www.tokyo-np.co.jp/article/220410

《 「戦争をあおっているのは日本」 防衛増税と敵基地攻撃能力保有に批判や懸念の声相次ぐ 》 東京新聞
https://www.tokyo-np.co.jp/article/220380