洲之内徹『しゃれのめす』世界文化社ニ○○五年三月一日 初版第一刷発行を飛び飛びに再読。読んだことは記憶にある。カラー口絵はよく憶えているが、文章は忘れた。口絵で特に印象深かったのが、柳瀬正夢(やなせ・まさむ)の油彩画。「柳瀬正夢ノート」。
《 ついでにここで、私の仮説をひとつ書かせていただきたい。先にも書いたように柳瀬は十五歳で院展洋画部に入選しているが、彼はそのとき、なぜ院展を選んで出品したのか。もしかすると、竹久夢二や小川芋銭(うせん)と並んであの「平民新聞」と縁の深かった小杉未醒(みせい 放庵ほうあん)が、当時親切の院展洋画部の中心だった、というようなことが彼の院展出品の動機になったのではあるまいか。もしそうなら、柳瀬の社会主義への関心はずっと早くからということになるし、彼の夢二への憧憬の中には、そういう夢二への親近感も含まれていたかもしれない──。 》 29頁
小杉未醒、小川芋銭…。十一月末に三嶋大社宝物館ギャラリーで開催する「地元ゆかりの美術」展には小杉未醒の本『漫画と紀行』博文館 明治四十二年五月廿八日発行に収録コマ絵(箱根道から三嶋を望む)の拡大コピー図を展示。二十年あまり前か、マガジンハウスで催された福島泰樹絶叫コンサートの後、隣席の女性に食事を誘われた。彼女の夫の祖父(?)が小川芋銭。自宅に招かれてそれを知った。それより今回口絵で驚いたのが、柳瀬正夢の絵『崖と草』板 1921年頃 24.0✕33.0センチ愛媛県美術館蔵(ネットで画像が見つからない)。岡本太郎『傷ましき腕』1936年を連想させる。陽と陰の違い。
https://www.nichibun-g.co.jp/data/education/k-bi-museum/k-bi-museum042/
午後、畳の上で昼寝。今年初。じつに心地よい。
ネット、うろうろ。
《 ラブホテルや女性が接待する店の並ぶ通りの幼稚とも言える過剰な、現実離れした装飾を見ていると、男は女に現実の人格を見ることを敢えて避けているのだろうかと、そんなことを思ってしまう。 》 マキエマキ
https://twitter.com/makiemaki50/status/1658620906753896452
《 梅村みずほ、杉田水脈、片山さつき、丸川珠代、三原じゅん子……自民党と維新の女性議員は『仁義なき戦い』の小倉一郎や桜木健一みたいな鉄砲玉役ばかりやらされてるなー。 》 町山智浩
https://twitter.com/TomoMachi/status/1658615049894907904
《 尾身氏や"専門家"や医学部教授のような人まで、PCR検査は不確かとか言って。
日本では
・検査して陽性者を早期治療、健康と命を守ろう
・検査して陽性者を見つけて感染拡大を防ごう
・検査して陰性を確認して社会活動をまわそう
という最も大事な概念が確立・浸透しませんでした。
とても残念😢 》 Koichi Kawakami, 川上浩一
https://twitter.com/koichi_kawakami/status/1658559456534478850
《 真実を言う先生方は遠ざけられ、政府の腹話術の人形みたいな人ばかりが「専門家」として前面に出てくるようになり、今はそれすらも不用になって、漢字も読めないような政治家が全てを決めてます。亡くなったたくさんの方に何と言い訳するつもりなのか。 》 たこはち
https://twitter.com/HTrr2CyfghOmaxO/status/1658575764252655616
《 特許庁が2004年に始めたシステム更新、結局2012年にギブアップしたけど。そもそも採用したのは技術評価最下位の会社だったからね。8年間を無駄にすれば普通の会社潰れてる。日本では回り回って、被害のツケは常に国民に。 》 m-take
https://twitter.com/takeonomado/status/1658655855485779969
《 沖縄国際大の前泊教授ー「敵基地攻撃能力を持つ理由として、沖縄を舞台に中国とのミサイル戦が始まるような議論をしているが、この前提が完全に誤りだ。日中の武力衝突の議論をするなら、互いの首都を攻撃する前提で議論すれば、本土の人たちも敵基地攻撃能力なんて冗談じゃない、と立ち上がるだろう」 》 井上理博
https://twitter.com/gJQSdRUBxYxxtn5/status/1658787935825833985