探していたCD二枚は、友だちに貸してあるのでは、と思い出した。彼女の音楽CDの中に埋もれていた。彼女はモダン・ジャズがお好みのよう。返してもらい、早速聴く。
Afro-Cuban-All-Stars『 A Toda Cuba le Gusta 』
https://www.ahora-tyo.com/detail/item.php?iid=7064
MAURICE EL MEDIONI meets ROBERTO RODRIGUEZ『 DESCARGA ORIENTAL THE NEW YORK SESSINS 』
https://www.cdandlp.jp/maurice-el-medioni-meets-roberto-juan-rodriguez/descarga-oriental:-the-new-york-sessions/cd/r2403576926/
二枚のCDとも手練れのベテラン。編集の妙もあるだろうが、じつに息が合い、生きがよく、粋。粋とはすっと生ききること。哀愁ではなく、詩人・西脇順三郎のいう”愛愁”。一昨日ときょうの四枚のCDは、二十一世紀の私的愛聴盤。音量を上げてガンガンかける。梅雨の鬱陶しい湿り気を吹き飛ばす快作だ。
雨の一日。昼過ぎ、近所のスーパーへお盆の供物を買いに行く。果物セットを買う。私はいつまで盆の行事をするのだろう。あと何年生きるか。いや、粋でいられるか。いや、今の私が粋ということではない。粋でありたいな、とは思っているが、これが難しい。が、駄目モトさあ。