HARIS ALEXIOU ハリス・アレクシーウ。73歳 (1950年12月27日生まれ)。ギリシャの歌姫。私と同じ歳。2020年に引退と聞く。残念だが、声調を制御できなくなったことが引退の理由と聞く。半世紀ほど前、東京の輸入レコード店でジャケット買いをした。一聴、仰天。情報の乏しい時代、何軒かの輸入レコード店を巡り、名前を頼りにレコード盤を探して購入。どの盤も気に入った。
『 HARIS ALEXIOU/2』
http://elsurrecords.com/haris-alexiou-2/13/05/2019/
LPレコード盤は他に三枚。CDの時代になり、それからはCD盤を購入。CDは、ざっと見ただけで十枚。他にカセット・テープも。合計十五点は超えている。レコード盤『 HARIS ALEXIOU/2』を聴く。大衆歌謡ライカを受け継ぐ歌唱だ。日本の歌謡にはない激しくうねるような節回し、切々と、ぐいぐい迫る力強い歌唱。暑さを忘れさせる絶唱。後年の堂々たる劇的歌唱の萌芽を感じる。夢中になったわけだ。ジャケットに間違いはない。1977年・・・味戸ケイコさんの絵を想起。同時代性、共時性を感じる。そして山崎ハコの歌。いや、私の好みが重なったのだろう。
https://www.youtube.com/watch?v=xITBu6NPJEQ
朝は涼しかった(午前5時22.5℃)が、じわじわと上がり真夏日に。降ったり止んだりの梅雨模様。お盆。昼過ぎ副住職来訪。お経を聴く。四方山話を少し。