『人生を愛するには』四(閑人亭日録)

 中村真一郎『人生を愛するには』、最終章「XII 死後の生について」を読んだ。

《 もうひとつ、耐えがたく厄介なことは、私にはこの半世紀以上のあいだの、それぞれ異なった時期に、「唯一の人」として交った女性の数が少なくとも十人はいる。 》232頁

 いやあ、羨ましい、というか、自慢かい!というか。私は・・・忘れた(ふり)。中村真一郎『人生を愛するには』読了。帯の惹句は「幸せになるためのヒント集」。うーん、ちょっと違う気がするなあ。が、気分が軽くなった。励まされたようだ。このエッセイのように気軽に読める本が、今は愉しい。
 台風一過。晴天。34.0℃と盛夏並み。朝から救急車のサイレンがずいぶん聞こえてくる。昼前、洗濯物を取り込んでいる間に二回。大忙しだ。