『現代の美術 art now6主張するオブジェ』(閑人亭日録)

 やはり疲れていたのだろう。昨日の本の表題を間違えていた。「ポップ」とつくものは、美術であれ、音楽であれ、苦手。関わらずにいた。どこで勘違いしたか。ゆっくり休もう。が、そうもゆかず、野暮用に動かされる。帰宅。疲れた~。
 とは言いつつ、『現代の美術 art now6主張するオブジェ』(第9回配本)講談社 1972年1月15日第1刷発行、東野芳明・編を開く。カラー図版をさらっと眺める。いやあ、見ることが苦行であるな、この本も。眺めるだけで気持ちがめげる。好みではない美術品がこれでもか、と続く。私は歳をとったわ。タフでなければ生きられない。優しくなければ生きる資格がない。そうはいってもタフでも優しくなくても生きるしかない。はあ~。一吐息。
 この本の出版から半世紀。五十年以上前のこれら現代美術品は、今・・・。そんなことを思う。