上條陽子さん、大学の先輩から届いた郵便物の返信を認める気力が湧かず、日が過ぎてしまった。やっと書く。一通は封筒。一通はレターパック。明日投函。細々とした家事を休み休みこなしていたらもう夕暮れ間近。にわかに昏くなる。師走・・・。明日は年賀状も買わねば。さて、何枚買うか。年々減っていく。あの人この人、鬼籍に入っていく・・・。そんなことを思っていたら日が暮れた。冷え込んできた。
晩、東京新聞を開く。コラム「新聞を編む」。
《 そうした年末恒例の特集面の一つに、その年の「十大ニュース」があります。去年はどんな内容だったか見返してみました。
国内ニュースのトップは「自民裏金疑惑 閣僚更迭」。2番手、3番手はそれぞれ「消費者物価高騰」「ジャニーズ性加害」でした。海外ニュースはトップから順に「イスラエルのガザ侵攻」「ウクライナ侵攻続く」「生成AI活用広がる」。
そのまま今年の十大ニュースにスライドしそうなものがひしめいています。 》
その通りだ。今年は潮目が変わった年と記憶されるかも、と思っていたが、2023年が始まりかもしれない。ゆく年くる年。
去年今年貫く棒の如きもの 高浜虚子
が浮かぶ。