2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧

元日

奥泉光「葦と百合」集英社1991年を昨夜読了。現実と虚構(幻想)がメビウスの輪のように、ある時点で接続する。そんな小説だ。彼の「グランド・ミステリー」1998年を連想した。ミステリアスだけれども、ミステリではない。なぜなら解決がないから。それゆえ…