2010-10-01から1ヶ月間の記事一覧
伊豆長岡温泉のいづみ荘のブログで水木しげる展をご紹介くださっていた。ありがたい。 台風は去ったけれど、小雨が降ったりやんだり。開館前から来館者。途切れず、うまくばらけて来館。午後二時間ほど抜け出し、三島市民文化会館ゆうゆうホール会議室でグラ…
台風の雨なのでバスで来る。午前中から来館者。うまくばらけて来るので、皆さん、まったりと過ごす。 毎日新聞昨夕刊に萩原健一が特集されていた。≪「還暦っていうのは、恋愛をあきらめるにはまだ早すぎるしさあ。成就したいと思うにはちょっと年取りすぎと…
ネットゲリラに銅版画家の林由紀子さんがイタリアの蔵書票展で三位入賞の記事。昨夕お祝いの電話。他の入賞者はイタリア人ばかりだと言う。そりゃまた凄い。 曇天。午前中から途切れなく来館者。応対に追われる。三時半過ぎに昼食。
昨夕帰りがけにブックオフ長泉店で二冊。養老孟司『ミステリー中毒』双葉社2000年初版帯付、飴村行『粘膜蜥蜴』角川ホラー文庫2009年2刷、計210円。前者をパラパラと読む。≪サービスとは気を遣うことだというのは、東西を問わず変わらないらしい。≫209頁 美…
管啓次郎という名を昨夕の毎日新聞で知る。松浦寿輝(まつうら・ひさき)「詩の波 詩の岸辺」から。≪管啓次郎は、ここ半世紀ほどの日本文学が所有しえた最高の文章家の一人であるというのがわたしの考えだ。≫ 途切れない来館者。ふう。三島テレビ放送の取材。
北斎道子さんは、地元では一、ニを競う人気画家。十時口開けから来館者で賑やか。外は涼しいのに冷房を入れる。昼ごはんを食べる暇がない。あやや。午後四時過ぎ人が減ってなんとか食事。 小池滋『「坊っちゃん」はなぜ市電の技術者になったか』新潮文庫を読…
午後、友だちの車でブックオフ沼津店へ。綾辻行人『びっくり館の殺人』講談社2006年初版函、横溝正史『赤い水泳着』出版芸術社2004年初版帯付、近藤富枝『田端文士村』中公文庫2003年改版、中野三敏『近世新畸人伝』岩波現代文庫2004年初版、『セルバンテス…
曇天、秋涼。ズボンを秋物に替える。北斎道子油彩画作品を搬入、展示。これで準備万端。 秋深し仙と仙とはなにするぞ 野球の星野仙一と官房長官の仙石由人を掛けた拙句。
朝、久しぶりに富士山、全容を現す。稜線は美しいが、雪のない地肌がちょっと残念。額装を終えたつりたくにこ作品を収蔵庫に収める。ふう。天気がよいので、エアコンのフィルターを水洗い。天井据付型なので、梯子に乗って仰向けになって外す。二階よりも一…
一昨日昨日と雨模様だったので徒歩。きょうは曇天なので自転車。ラクチン。涼しいので、冷茶から温茶へ切り替え。急須で淹れるお茶は、今まで飲んでいたペットボトルの冷茶は何だったんだろう、と思わせる美味しさ。こうなると、コーヒーにもこだわりたくな…
グラウンドワーク三島が、毎日新聞社・朝鮮日報社主催「第16 回日韓国際環境賞」を受賞。賞金1万ドル。ああ、円高目減り。事務局長がソウルでの受賞式に出席するので、受けていた視察の相手ができない。で、こちらに廻ってきた。 つりたくにこマンガ原稿の…
昨夜は友人知人初対面の人、十二人が沼津市の牛山精肉店に集い、屋外の駐車場で焼肉パーティ。私と牛山精肉店さんが最年長で最年少は24歳。全員手に職を持っている人ばかりでにこやか。よって話が面白い。うー、食べ過ぎ〜、で、朝食抜き。小雨なので徒歩…
昨晩ブックオフ三島徳倉店で二冊。唐十郎『劇的痙攣』岩波書店2006年初版帯付、九鬼周造『「いき」の構造』岩波文庫2007年48刷、計210円。 午後、味戸ケイコ展へ。車中で小池滋『「坊っちゃん」はなぜ市電の技術者になったか』新潮文庫2008年初版を開いたけ…
一昨日までの水木展には500人を超える来館者。意外と少ないね、と人は言う。私にとっては多かった。なにより嬉しかったのは、だれもが喜んで出ていかれたこと。これぞ美術館、冥利につきる。そして、一冊も盗まれなかったこと。それから、展示が良いと賞賛さ…
最終日だとやはり出足は早い。女性たちに混ざって顔見知りの方が来館。彼は味戸ケイコさんの絵が素晴らしい、と絶賛される。それも実存の観点から語られる。水木しげるのマンガに熱中している女性たちを遠くに見て、味戸さんの絵に関心を寄せないのを不思議…
ブックオフ長泉店で二冊。文藝春秋・編『エッセイで楽しむ 日本の歴史 下』文藝春秋1993年初版帯付、藤原和博・岡部恒治『数学脳をつくる』ちくま文庫2007年初版、計210円。 水木しげる展、いよいよ明日まで。すごく長くやっている気がする。 ネットの拾いも…
チリの鉱山、33人救出にちなんでYouTube でチリのバンド、チコ・トルヒージョChico Trujilloの「Loca」を聴く。何を歌っているのか知らんけど。リズムはコロンビアのクンビア。 朝、全国区になった三島の噛み付き猿を楽寿園に見に行く。檻の隅っこでしょげ…
昨夕帰りがけにブックオフ長泉店で二冊。森毅(もり・つよし)『数学の歴史』講談社学術文庫2002年21刷、森茉莉・他『遺品 逸品』光文社知恵の森文庫2006年初版、計210円。後者は50人による50品が紹介されている。森茉莉は父森鴎外の「麦酒(ビール)のジョ…
佐野洋のミステリ『検察審査会の午後』新潮文庫1996年初版を読んだ。現行制度になる前の制度だから、少し違うけれど、審議の様子がよくわかる。≪いったん弱い立場に立たされたら、一切の弁解が無力になる現実。あのときの絶望感を私は忘れられない。≫68-69頁…
きょうは静岡ナンバーの車で来る方が多い。 沼津港の食堂でアルバイトをしている女友だちが呼びこみをした。≪朝獲りのシラスが入荷しました〜。一匹一匹丁寧に釣ったシラスです〜。≫ 生シラスの釣りで、一本釣りされた客が多数入店。シラス売り切れ、御免、…
昨日の来館者で私的ビックリが二つあった。ひとつは、東京駅八重洲口近くの北一明氏の居酒屋へ行ったことのある女性。料理は美味しかった、と。もうひとつは、東横線日吉駅そばにある貸本屋ダダ書房の会員だったという男性。学生時代、ダダ書房の二階でよく…
朝九時過ぎ、パナソニックの乾電池のロボットが自宅前を通った。 午前十時、源兵衛川の清掃は、雨のため中止。昨夜の大雨で三島梅花藻が根こそぎ流されて、飛び石などにかぶっている。水の勢いをまざまざと実感。 午前十時半、バスで美術館へ。途中の交差点…
伊丹十三『ヨーロッパ退屈日記』新潮文庫から。≪人生において、優れたものに対する「怖れ」を持たない人、こういう人は何をやらせても駄目なのだ、とわたくしは思う。得意だとかいうチャーハンだって、まずいにきまっているのだ。≫271頁 中国陶磁器の名品な…
昨夕帰りがけにブックオフ長泉店で二冊。伊丹十三『ヨーロッパ退屈日記』新潮文庫2005年2刷、山口昌男『道化の民俗学』ちくま学芸文庫1993年初版、計210円。前者は、『本屋さんでお散歩 「SUMUS」(スムース)が選ぶ秋の文庫・新書100冊』リブロ2002…
朝日新聞朝刊に水木展の三段組みの紹介記事「水木漫画に触れる」。嬉しい。早速、新聞で見ましたと来館。本を乱暴に扱う人は皆無。これまた嬉しい。 昨夕、ブックオフ長泉店で二冊。山田正紀『神狩り2』徳間書店2005年初版、豊浦志朗『叛アメリカ史』ちくま…
平野雅彦氏が展示風景の素晴らしiい画像とコメントを上げてくれた。感謝感激。嬉しい話題。 例年なら干上がっている三島市立公園楽寿園 の小浜池。今年は10月に入って水位が上昇。トヨタ自動車などの上流企業の地下水汲み上げが減っているのでは?とは、昨…
故つりたくにこさんのマンガの原稿を観た静岡大学の平野雅彦氏からメール。≪また、つりたくにこ作品、これは圧巻です!!! 生のペンの力を改めて感じました。≫ そのとおりですねえ。つりたさんのマンガが掲載された『ガロ』の印刷が、いかに原画の味を損な…
昨夕、故つりたくにこさんのご主人高橋氏がマンガ原画を持ってこられる。平野雅彦氏らと拝見。みんな原画の新鮮な美しさに引き込まれる。印刷では全く分からなかった鮮やかな線描に息を呑む。来月が楽しみ。 昼前、高橋氏の車に同乗、ブックオフ沼津店へ。ス…
寺山修司『両手いっぱいの言葉 413のアフォリズム』文化出版局1982年初版から。≪美というものは、本来、何かを欠いたものです。完全な合理主義からは、美はおろかドラマも生まれてはきません。≫≪どんな鳥だって 想像力より高く飛ぶことは できないだろう ≫≪…
昨日の新聞記者の質問に答えて、水木しげるの略歴などを本人に成り代わって話した後、美術館の狭い本棚を眺めて荒俣宏『漫画と人生』集英社文庫1994年初版に手が伸びた。「妖怪はなぜ数が多いか」を読んで、や、面白〜いと感心したら、初出がちくま文庫の『…