2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧
昨夜午後九時半、うがい薬で口をすすぐ。それまでひっきりなしに出ていた鼻水と咳(痰)が、朝になっても一度も出ない。後は体力の恢復待ち。 午後になると鼻水と咳。体がボロになった気分。歳を痛感。お昼寝。しばらくして会合へ。某難局をどう切り抜けるか…
昨日は病み上がりの体調で一日もてなしたが、今朝届いたお礼のメールでは皆さん大いに楽しまれた様子。やれやれ。 昼前、用事を済ませてブックオフ長泉店へ寄る。石持浅海『玩具店の英雄』光文社文庫2015年初版、朝倉かすみ他『泥酔懺悔』ちくま文庫2016年初…
学生時代に旅先の秋田県八幡平のユースホステルで知り合った旅の朋、十人(女性八人、男性二人)が来訪。午前十時、三島駅南口でお迎え。久闊を叙す。 春爛漫、白雪の富士山を仰ぎ、源兵衛川上流〜我が家へ。駅の売店で購入した好みのお弁当でお昼。源兵衛川…
美しいの反対語は醜い、だろう。見苦しいでもいいかも。目をそむける、ではちょっと違うようだ。な、ところから着想。美しいと醜いが対語であるようには、 美と醜は対語になならない。美の本質は魅力である。目をそむけたくなるようなモノでも、ついつい見入…
蓑虫状態に飽きて蒲団を干す。ゆっくり養生。 22日に《 二十世紀初頭の小原古邨〜二十一世紀の白砂勝敏というアニミズムのラインが浮かぶ。 》と記したが、この先に味戸ケイコさんと北一明が つながる予感がした。が、アニミズムとは重なりにくいとも感じ…
きょうも蒲団で蓑虫状態。三日見ぬ間の桜かな、だな。昨日よりはかなりいい。恢復基調へ。PCをちょっと見る。メールが溜まっているわ。返事を送信。 キーボードを打つのに冷や汗。
きょうも蒲団で蓑虫状態。昨日よりは少しいいが。手先が狂ってキーボードを打つのに冷や汗。これじゃいかん、また寝る。
ここ数日、体調はよろしくなかった。足が重かったが、まさかの風邪気味に。花粉症ではないからいいけど。これが前期高齢者か。過労と智慧熱のダブル・パンチ。 昨夜からのくしゃみ鼻水、咳痰は夕方にはかなリ改善。晩飯を摂った。また寝る。
奥野克巳・石倉敏明 編『 Lexicon 現代人類学 』以文社2018年初版をあちこち読む。 http://www.ibunsha.co.jp/0344.html《 諸自己の生態学は、パースとパースの記号論を生物学へと応用して「創発」を論じたテレンス・ディーコンに導かれて、人間的なるものを…
奥野克巳・石倉敏明 編『 Lexicon 現代人類学 』以文社2018年初版をあちこち読む。 http://www.ibunsha.co.jp/0344.html《 デスコラによればアニミズムは、近代西洋の人間の世界観をあらわすナチュラリズムと、とりわけ対照的な性格を持つものだという。ナチ…
奥野克巳・石倉敏明 編『 Lexicon 現代人類学 』以文社2018年初版をあちこち読む。 《 本書を構成する50の項目は、執筆者に対して、共編者の方から大まかな題(問題系)を示した後に、できるだけ自由に執筆していただいた。 》 「はじめに」 《 1980年代から…
内田康夫のデビュー作『死者の木霊』講談社文庫1991年20刷を読んだ。元本は栄光出版社から1980年刊行。内田康夫は初めて。 《 青森の街は一種独特のたたずまいである。潮の香と魚臭の漂う長い海岸線に面した地域は、漁港、集積港の面影があるが、それを陸側…
昨日読了した根本茂男『柾它希家の人々』。絶対的な皇国観が昭和二十年八月十五日の敗戦で一夜にして崩壊。あっという間に平和主義、民主主義があたかも 以前からあったように、不死鳥のごとく当たり前に鎮座するという逆転する政治、世相。そんな転変する時…
根本茂男『柾它希家の人々』冥草舎1975年初版を四十年ぶりに再読を終える。巻末近くから。 《 わたしども人間に試練として与えられました、徹頭徹尾な憎しみ、底も分からぬ悪意、冷酷、残忍、それとはまるで逆な過度の恐怖心、とてつもない知力と、 一堂に集…
昨日話題にした根本茂男『柾它希家の人々』冥草舎1975年初版を四十年ぶりに再読。まだ前半。なんて超個性的な人物ばかりだろう。 昼前、用事を済ませ、ちょっと寄り道をしてホームセンターへ。ボールペンの陳列棚に愛用のジェットストリームの渋い黒色バージ…
小原古邨の木版画『群椋鳥(むくどり)』を知人から購入。一昔前に見た時よりもはるかに深い印象に驚く。平木浮世絵美術館の展示図録1998年には下図、画稿も 掲載されているが、その時には六羽いたのが、版画では上部の二羽が消えて四羽になっている。彫師が…
昨日、煩雑な用が一段落した友だちにワインを贈った。やっぱり美味しいとのこと。で、全く気づかなかった。昨日がホワイトデーということを。 朝、用事を済ませ、その先のブックオフ函南店まで自転車を走らせる。保坂和志『カンバセイション・ピース』新潮社…
木田元『反哲学入門』新潮文庫2012年6刷の再読を終えた。 《 ハイデガーは、ニーチェが注目していた古代早期の「ソクラテス以前の思想家たち」の存在概念と対比することによって、プラトン/アリストテレス以降の 西洋哲学の存在概念を相対化し、そうした存…
木田元『反哲学入門』新潮文庫2012年6刷を少し再読。 《 つまりニーチェは、古代ギリシア早期の生きた自然の概念を復権し、それを視座に据えてプラトン以来の物質的自然観とそれを基盤とするヨーロッパの文化形成を ニヒリズムと断じ、批判的に乗り越えよう…
木田元『反哲学入門』新潮文庫2012年6刷を少し再読。 《 そして、カントの考えでは、幾何学と数論は、直観の形式である空間と時間についての理性的(先天的)認識の体系にほかなりません。また、ニュートンによって 形成された理論物理学(純粋自然科学)は…
木田元『反哲学入門』新潮文庫2012年6刷を少し再読。 《 こんな「理性」の概念でもって、デカルトの言うような神的理性の派出所としての「理性」を理解しようとしても、できるはずはありません。 しかし、デカルトの「理性」とわたしたち日本人の考えている…
木田元『反哲学入門』新潮文庫2012年6刷を少し再読。 《 明治初期に西洋哲学が輸入されたとき、この言葉も日本に入ってきたのですが、その輸入に尽力した人たちは、この言葉を素直に「超自然学」とは訳さず、 「形而上学」というむずかしい言葉を造ってこれ…
木田元『反哲学入門』新潮文庫2012年6刷、前半を再読。 《 いま、「存在するものの全体」を「自然」と呼ぶとすると、自分がそうした自然を超えた「超自然的な存在」だと思うか、少なくともそうした「超自然的な存在」 と関わりをもちうる特別な存在だと思わ…
昨日からの流れで山下洋輔トリオのLPアルバム『CHIAZMA(キアズマ)』1975年6月6日ハイデルベルグのライヴ録音を聴く。流石だ。 このヨーロッパ演奏旅行に同行した青木誠のライナーノートから抜粋。 《 1974年5月29日。11時40分発のアエロフロートSU578…
『森山威男 スイングの核心』ヤマハ・ミュージック・メディア2017年初版、本文を読んだ。出会いが笑わせる。 《 最初は私を気にもとめなかったので、印象に残らなきゃいけないと思って、「山下洋輔という名は知っていますけど、あんたも下手ですね」って言っ…
真夜中暑くて目が覚めた。午前零時13分16.2℃。正午10.8℃。 午前、自転車で外出。冬に逆戻りだ。用事を済ませ、ブックオフ長泉店へ寄る。伊藤計劃×円城塔『屍者の帝国』河出書房新社2012年7刷帯付、柄谷行人・編 『近代日本の批評 昭和篇[上]』福武書店1990…
忘れていた。昨日はブックオフ函南店へ行く前に本屋へ寄った。ウンベルト・エーコ『バウドリーノ(上・下)』岩波文庫2017年2刷、初版。2刷の上は帯付。初版の 下は、帯無し、二重ジャケット。面白いものだ。『ロバート・キャパ写真集』岩波文庫2017年初版帯…
『絶景本棚』本の雑誌社2018年初版の本棚の本をじっと眺める。私の蔵書と同じ本はないかなあと探す。古本屋で探求する気分。一人一冊。発行年は省く。 松原隆一郎 相倉久人『モダン・ジャズ鑑賞』角川文庫 京極夏彦 雑誌『ガロ』1960年代 荻原魚雷 山田風太…
朝っぱらからギリシャの女性歌手ゾイ・パパドプルー Zoi Papadopoulou の去年のCD『 NA ERHETE I ANIXI 』を耳にしてる。耳がキレイになるよう。 1月30日に話題にしたCD。 https://greekcity.com/product/na-erhete-anixi/ 自転車でイトーヨーカドー…
太田省吾 転形劇場『水の駅』(ミッドナイトステージ館』を YOU TUBEで視聴。 https://www.youtube.com/watch?v=p8J8hGAZ5ow 三十年あまり前新聞記事で知り、ずっと気になっていた舞台を今見られるとは。出演者のゆっくりというか緩慢というかそんな動作が、…