『日経アート』(閑人亭日録)

月刊『日経アート』日経BP社、1995年2月号「特集 版画の常識・非常識100」と『日経アート』1997年3月号「特集 誰にも聞けない!美術の常識・非常識」を再読。 これらもまた、一昨日昨日の『太陽』同様、何度も繰り返し読んだ。このニ誌はとうの昔に廃刊。 …

「アート驚く日本の美術館'95」(閑人亭日録)

月刊『太陽』1995年4月号平凡社、特集「アート驚く日本の美術館'95」を再読。私なりの美術館を作る、と意気込んでいた時に出合った。二階建ては決まっていたが、 吹き抜けにしようか、とかあれこれ迷っていた。K美術館はごく普通の建築になったが、結局それ…

「現代美術入門講座」(閑人亭日録)

月刊『太陽』1993年11月号特集「現代美術入門講座」を再読。繰り返し読んだ。「横尾忠則 現代美術を歩く 美術館は直感で見ろ」と森村泰昌「新・戦後美術史概説」 は、今も読み応えがある。横尾忠則は千葉県のDIC川村記念美術館の展示品を鑑賞。 《 つまり…

「現代美術のアトラス」(閑人亭日録)

雑誌というものはその発行された時点での最新情報を載せている。よって歳月が経つとそこで称揚されていたものが、現在ではどうなっているかが知られて興味深い。 月刊『太陽』1991年8月号平凡社刊「特集 現代美術のアトラス」を再読。巻頭言は中沢新一「ニ◯…

『ロータスの伝説』(閑人亭日録)

昨日の日録で大事な箇所を忘れていた。 《 結論として、美術品を「売る」ことは、自分自身の経験でもあまり楽しいことではありません。ですから、凡百の「中級品」を数多く収集するより、筋の通った優品 (巨匠の駄作は最低)の一点豪華主義と、未知の夢があ…

『入門! 美術コレクション』(閑人亭日録)

先だって裾野市のギャラリー・オーナーから油彩画家坂部隆芳さんのことを訊かれ、あれこれ説明した。その坂部さんの名前も挙がっている(163頁)室伏哲郎『入門! 美術コレクション』宝島社新書1999年初版を再読。 《 となれば、生前画壇や美術界で政治力も…

 『二枚の絵』つづき(閑人亭日録)

『二枚の絵』の最初は安藤忠雄・選のクロード・モネ『睡蓮』と歌川広重『東海道五拾三次之庄野』。安藤は書いている。 《 私もまた、西洋の古典的建築や日本の伝統的建築から多くの影響を受けている。けれども、それらを一度自分のなかで栄養として消化吸収…

『二枚の絵』(閑人亭日録)

久しぶりに『二枚の絵』毎日新聞社2000年初版を開く。高階秀爾・平山郁夫・丸谷才一・和田誠・編。二枚の絵を並べていろいろな人が書いている。小説家の高村薫は 入江波光『彼岸』とヒエロニムス・ボス『快楽の園』。 《 ボスのほうも、こんなに奇妙に美しい…

お疲れモード(閑人亭日録)

昼まで芝浦工業大学の先生と学生二十人ほどを源兵衛川へ案内。帰宅。どっと疲れる。歳かなあ。燃料切れかな。食料補給。ふう。コーヒーが美味い。 午後一寝入り。夕食。デザートは地元産の多分最後の収穫のイチゴ。力のある味。美味い。 ネット、いろいろ。 …

閑人亭日録

正面摺 雨が上がって晴れたので本の整理を思い立つ。といっても、ごくわずか。先だって買った吉田篤弘『それからはスープのことばかり考えて暮らした』中公文庫2009年 初版をきっかけに彼の文庫本をまとめてみた。中公文庫では『水晶萬年筆』2010年(既読)…

閑人亭日録

『この空を飛べたら』 ポチポツ降っているうちに買いものを済ませる。昼には本降り。すごい湿気。梅雨入り。 東京新聞に連載中の加藤登紀子『この道』、きょうの47回に彼女の歌う『この空を飛べたら』が取り上げられていた。作詞作曲は中島みゆきだったのか…

閑人亭日録

「そこにひとつの席が」 昨日の「新たに席を作る」からの連想で、黒田三郎の詩「そこにひとつの席が」を何度目かの再読。詩集『ひとりの女に』1954年刊収録。 《 そこにひとつの席がある 僕の左側に いつでもさう言へるやうに 僕の左側に いつも空いたままで…

閑人亭日録

新たに席を作る 午後、友だちに付き添って知人のおばあさんを病院に見舞いに行く。昨日は特養。老病人見舞いばっか。私もいつか・・・元気に成仏したい・・・無理かな。 老化は記憶力から始まるらしい。当たってる。最近ダブリ本が続いている。それは本が多…

閑人亭日録

当てが外れる 前期高齢者になればテレビも撤去したから暇をもてあます日々だろうと予想(期待)して日録も閑人亭にしたが、当てが外れた。つぶすヒマがない。ヒマよどこへ。 まったく、用事は向こうからやってくる。まあ、お声がかからぬ退屈よりはましかと…

閑人亭日録

休養日 静かな一日。昼寝の後、知人たちから届いた葉書、個人誌、フリーペーパー等への返事を書き、投函。近所の八百屋にまだイチゴ! 購入。賞味。美味しい。 ネット、うろうろ。 《 詩の媒体についての覚え書 ─ 複数の主語的統合が織りなす制作的空間/鈴…

閑人亭日録

北一明作品を鑑賞 友だちの紹介の客人を広小路駅でお迎え。北一明の茶碗などをお見せする。午後一時半から午後五時過ぎまで、話題はあちこちへ飛ぶ。広小路駅で友だちと 見送る。友だちの言うにはとても楽しまれたようで、ほっ。ぱらぱらと雨。迎える準備と…

閑人亭日録

買い物ドライヴ 朝、知人の車に同乗。箱根を越え湘南海岸を走り、辻堂駅そばのショッピングモールに車を入れる。知人はモールへ。私はお向かいのブックオフへ。大型店だけど、 活字本は少ない。文庫本を三冊。平松洋子『買えない味』ちくま文庫2010年初版、…

閑人亭日録

『 納涼図屏風 』 久隅守景(くすみ・もりかげ)筆『 納涼図屏風 』を観に東京国立博物館へ行く。券売所に行列! 大方は東寺展目当ての人で平成館へぞろぞろ向かう。いざ本館へ。 『唐獅子図屏風』、『檜図屏風』、『秋冬山水図』と立て続けに力のこもった名…

閑人亭日録

『TOKYO STYLE』 都築響一『TOKYO STYLE』ちくま文庫2009年7刷を読む。写真主体だけれど、都築響一の短文がじつに味わい深い。副題「TEXT AND PHOTOGRAPHS」。TEXTが先。 《 「和風」の伝統美を極める写真集、クールな現代建築を逐一カバーする大判の作品集…

閑人亭日録

さざえ堂 この数日、本を読んでいない。東京新聞は精読している。どの紙面も何かしら気になる記事がある。本は積読。東京新聞は精読。ネットは雑見。 お疲れモード。午後二時間近く横になる。雑用を片付け、北一明の「耀変花生」とデスマスクを鑑賞。先だっ…

閑人亭日録

降る降る詐欺? 雨が降る降るという予想なので昼前に用事を済ませる。おいおい、夕方になっても降らんぞ。 夕方、知人の個展の撤収のお手伝い。遭遇した知人女性が来年の春、個展を開くと言う。古希記念。みんなそんな年齢。 ネット、うろうろ。 《 椹木氏の…

閑人亭日録

アイス・コーヒー、冷房、音楽そして本 一昨日から半袖シャツに。今朝からアイス・コーヒーに。午前10時で28.7℃。午後1時過ぎ31.4℃。まだ湿気がないだけ動きやすい。昼前、自転車で100円ショップ~ ホームセンター~ブックオフ長泉店~八百屋とまわる。ブッ…

閑人亭日録

天獄・地極 昨日、AI(artificial intelligence)人工知能が行政の主要部門を司っている西暦2500年頃のユートピア≒デストピアという夢を途切れ途切れにみた。目覚めてから 文章に起こそうとしたけどやめた。天獄・地極。アイデアは秀逸(!)だが文章になら…

閑人亭日録

三食遅れて食事 朝、朝食前に三つの額装した作品を仮固定から本固定に釘付け。これで完成。朝飯前の仕事。遅れた朝食をしていると依頼のメール。十時前、腰切り不動尊の例大祭へ。 ささやかだけど子どもたちのお囃子など賑やか。二十人ほどの半分ほどが女の…

閑人亭日録

20日に続いて額装三つ目 近くの本屋で加藤典洋『9条入門』創元社2019年4月20日初版帯付を受けとる。注文してから結構日にちがかかった。5月16日没。生前最後の本か。 ホームセンターへ自転車で行き、端材を探索。縦四十数センチ横二十センチほどの秋田県…

閑人亭日録

暇のない一日 昼前、某店舗の改装の相談に友だちと応じる。あれやこれや一度にするのではなく、まず一つからやってみる。その成否をみて次の段階に行く。店名も変更。 なぜこんなことを頼まれるのかな、と友だちも言う。 晩、菩提寺のお施餓鬼会へ。それやこ…

閑人亭日録

想定外の逸脱 彫刻、特に木彫作品にはぐっと惹かれる。四十余り前、旅で知り合った仏像彫刻師に仏壇に納める木彫仏を依頼した。数ヶ月が過ぎて我が家へ来訪。勉強になったという 持参された木彫仏は十充分満足のいくものだった。下のウェブページの一番下「…

閑人亭日録

雨だ、止んだ 午前十時すぎ、雨音がすごくなったので窓の外を眺める。豪雨。三島市も大雨警報。 午後一時半には止む。 洗剤などの買い物へ自転車で行く。ブックオフ長泉店の前を素通り、帰宅。直行直帰。昨日いろいろあってお疲れモード。本の表紙を眺めるの…

閑人亭日録

水晶が割れた 生きていると何が起きるかわからないと実感。郵便局でお金を少々引き出す用紙に水晶の印鑑を押し、印鑑入れに収納しようとしたら手が滑って床にカチンと落ちた。 な、なんと二つに割れた。印字面のある片割れは壁際に飛んでいた。切断面はかろ…

閑人亭日録

『きなきな族からの脱出』 昨日の「名探偵」の続き。各務三郎・編『安楽椅子探偵傑作選』講談社文庫1979年、ヒュー・イームズ『世界五大探偵の戸籍簿』講談社文庫1983年、ドムーゾン 『ぐうたら探偵苦戦中』講談社文庫1985年、紀田順一郎『古本屋探偵の事件…