休読日(閑人亭日録)

朝早く目覚めたので午前六時、源兵衛川下流部、一本松上流のヒメツルソバを抜く。意外と少なくて拍子抜け。川岸の石垣一面ヒメツルソバでびっしり覆われていたのが ・・・ウソみたい。六時半帰宅。勢いで掃除機をかける。汗~。シャワー。朝飯前に一仕事。ふ…

『青色本』(閑人亭日録)

ルートウィヒ・ウィトゲンシュタイン『青色本』ちくま学芸文庫2010年初版を少し読む。 《 「語の意味とは何か」──本書はこの端的な問いかけから始まる。ウィトゲンシュタインは、前期著作『論理哲学論考』の後、その根底においた言語観をみずから 問い直す転…

『純粋機械化経済』六(閑人亭日録)

井上智洋『純粋機械化経済 頭脳資本主義と日本の没落』日本経済新聞出版社2019年初版、「第8章 AI時代の国家の役割──中枢を担うのは国家か、 プラットフォーム企業か」を読んだ。 https://www.nikkeibook.com/item-detail/35818《 今や革命は、ある日ある…

『純粋機械化経済』六(閑人亭日録)

井上智洋『純粋機械化経済 頭脳資本主義と日本の没落』日本経済新聞出版社2019年初版、「第6章 工業化時代の大分岐──なぜ中国ではなくイギリスで産業革命が 起きたのか」を読んだ。 https://www.nikkeibook.com/item-detail/35818《 定住革命と農耕革命を経…

『純粋機械化経済』五(閑人亭日録)

井上智洋『純粋機械化経済 頭脳資本主義と日本の没落』日本経済新聞出版社2019年初版、「第5章 新石器時代の大分岐──人類史上最大の愚行はこうして始まった」 を読んだ。 https://www.nikkeibook.com/item-detail/35818《 サマータイムの導入という愚行もま…

『純粋機械化経済』四(閑人亭日録)

井上智洋『純粋機械化経済 頭脳資本主義と日本の没落』日本経済新聞出版社2019年初版、「第4章 技術的失業と格差の経済理論」を読んだ。 https://www.nikkeibook.com/item-detail/35818《 汎用AIの出現はこうしたロングテール化を急速に推し進め、ユーチ…

『純粋機械化経済』三(閑人亭日録)

井上智洋『純粋機械化経済 頭脳資本主義と日本の没落』日本経済新聞出版社2019年初版、「第3章 人工知能は人々の仕事を奪うか」を読んだ。 https://www.nikkeibook.com/item-detail/35818 《 頭脳資本主義においては、頭脳を振り絞って稼ぎまくるか、そうで…

 『純粋機械化経済』ニ(閑人亭日録)

井上智洋『純粋機械化経済 頭脳資本主義と日本の没落』日本経済新聞出版社2019年初版、「第2章 人工知能はどこまで人間に近づけるか」を読んだ。 https://www.nikkeibook.com/item-detail/35818《 科学的知は、神が世界を外から見下ろすかのように客観的に…

『純粋機械化経済』(閑人亭日録)

井上智洋『純粋機械化経済 頭脳資本主義と日本の没落』日本経済新聞出版社2019年初版を少し読んだ。 https://www.nikkeibook.com/item-detail/35818 11日に沼津市のマルサン書店でアンナ・カヴァン『アサイラム・ピース』ちくま文庫2019年初版を買った。本棚…

かりん海道歌会 7月歌会(閑人亭日録)

毎月恵投にあずかるフリーペーパー『南大分マイタウン』八月号の「かりん海道歌会(7月歌会)川野里子・選」には編集兼発行人の御沓幸正氏の短歌も入れて 八短歌を掲載。今回の選にはやや驚いた。 《 マグリブの夕日の海へ左手の指輪をすてる私を捨てる 檜…

猛暑日(閑人亭日録)

朝、源兵衛川の月例清掃へ。中流、下源兵衛橋上流で茶碗のカケラ、ガラス片を拾う。作業中33.8℃。重くなったので三十分余りで終了。暑い暑い。帰宅。汗~。 水風呂。シャワー。 昨日はMOA美術館の庭園にある蕎麦屋で昼食。蕎麦は美味いが、蕎麦つゆが違う…

『アルカディオとオスカル鳥』(閑人亭日録)

知人の車に友だちと同乗、MOA美術館へ。新版画の騎手橋口五葉の大型美人画「化粧の女」1918年、「髪梳ける女」1920年の実物に出合う。これはいい。 午前9時00分31.8℃ 午後1時33分33.8℃。 ネット、うろうろ。 《 建築雑誌に出てくる「お洒落な家」の条件…

 きょうも朝飯前(閑人亭日録)

きょうも早く目覚めた。昨日同様朝日は雲に隠れている。午前六時半、三石神社脇の源兵衛川の茶碗のカケラ、ガラス片を拾う。沢蟹が何匹もいる。オハヨー。 長靴でも足が冷えてくる。家屋の間から熱い日射し。意外と重くなる。帰宅。どっと汗。風呂。シャワー…

「徴用工」(閑人亭日録)

三島市の建設会社小野建設の小野社長から「社内報」(5月25日)を恵まれる。「「徴用工」で明らかにされた小野惣太(創業者)の人徳」。小野惣太の記した 『土と共に五十年』。 《 そこには、こう書かれている。》 《 (注・中島飛行機)三島工場で私が請…

『論理哲学論考』八(閑人亭日録)

古田徹也『ウィトゲンシュタイン 論理哲学論考』角川選書2019年初版をなんとか読了。ふう。午後の案内でクタ~。 午前8時00分30.5℃。 午後12時50分34.4℃。 午後、東京農業大学の学生、教員ら二十人ほどを源兵衛川へ案内。暑~。 メモ 雅子皇后、山本太郎、…

『論理哲学論考』七(閑人亭日録)

古田徹也『ウィトゲンシュタイン 論理哲学論考』角川選書2019年初版、読書が進まないことを酷暑のせいにしてはいけない、いけない。 《 「諸問題の構造は、互いに内的な関係にある」(五・ニ節)。すなわち、あらゆる命題は要素命題の真理関数として捉えられ…

『論理哲学論考』六(閑人亭日録)

古田徹也『ウィトゲンシュタイン 論理哲学論考』角川選書2019年初版を読み進める。 《 『論考』という書物で彼が問題にしているのは、命題の無限の産出可能性というもののさらに先にある。すなわち、言語のこうした意味での極めて豊穣な可能性を踏まえたうえ…

『論理哲学論考』五(閑人亭日録)

古田徹也『ウィトゲンシュタイン 論理哲学論考』角川選書2019年初版を読み進める。やはり野矢茂樹の訳文のほうが、私にはしっくりする。それは仕方ないが。 《 ウィトゲンシュタインのアイデアの核の部分を明確に理解するためには、やはり具体例が頼りになる…

『論理哲学論考』四(閑人亭日録)

古田徹也『ウィトゲンシュタイン 論理哲学論考』角川選書2019年初版を読み進める。 《 この、命題記号を構成する諸要素を、ウィトゲンシュタインは「単純記号」あるいは「名(な)」と呼んでいる。 》 91頁 《 ──『論考』という書物を難解にしている多くの原…

『論理哲学論考』三(閑人亭日録)

古田徹也『ウィトゲンシュタイン 論理哲学論考』角川選書2019年初版を読み進める。今さらながら痛感する、論理的叙述を読むことが誠に苦手な私を。仕方ないが、 でも、読む、しかない。しかし、何か違和感が拭えない。気づいた。訳が違うのだ。古田徹也の訳…

『論理哲学論考』ニ(閑人亭日録)

古田徹也『ウィトゲンシュタイン 論理哲学論考』角川選書2019年初版を読み進める。そういうことか、とたしかにわかりやすい。しかし、翌日になると忘れている。 記憶力の低下なのか、元々からなのか。前日読んだところをまた読み返すハメに。結局わかった気…

『ウィトゲンシュタイン 論理哲学論考』(閑人亭日録)

古田徹也『ウィトゲンシュタイン 論理哲学論考』角川選書2019年初版を開く。「はじめに」からぐっと惹き込まれる。 《 この原題を忠実に訳すとするならば、『論理的・哲学的論考』というのが正確な書名になる。 》 26日に”論理哲学の意味さえもわからずに…

『論理哲学論考』五(閑人亭日録)

ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』岩波文庫2006年11刷を読了。 《 六・四三一一 死は人生のできごとではない。ひとは死を体験しない。 》 《 六・四四 神秘とは、世界がいかにあるかではなく、世界があるというそのことである。 》 そして最後の一行。 …

『論理哲学論考』四(閑人亭日録)

ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』岩波文庫2006年11刷を少し読み進める。 《 五・六 私の言語の限界が私の世界の限界を意味する。 》 こんなこと、言ってみたかった。が、言ったところで、フンッと莫迦にされるだけ。 《 五・六一 論理は世界を満たす。…

 『論理哲学論考』三(閑人亭日録)

ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』岩波文庫2006年11刷を少し読み進める。 《 四・一一ニ 哲学の目的は思考の論理的明晰化である。 哲学は学説ではなく、活動である。 哲学の仕事の本質は解明することにある。 哲学の成果は「哲学的命題」ではない。諸命…

『論理哲学論考』ニ(閑人亭日録)

ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』岩波文庫2006年11刷を少し読み進める。 《 ニ・ニニ 像は、描写内容の真偽とは独立に、その写像形式によって描写を行う。 》 《 ニ・ニニ一 像が描写するもの、それが像の意味である。 》 《 ニ・ニニニ 像の真偽とは、…

『論理哲学論考』(閑人亭日録)

ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』岩波文庫2006年11刷を読み始める。論理哲学の意味さえもわからずに読書に突入。すごいね。冒頭一行。 《 一 世界は成立していることがらの総体である。 》 続いて。 《 一・一 世界は事実の総体であり、ものの総体では…

『本が崩れる』ニ(閑人亭日録)

”なさけなきゴミ(=本)の大王”草森紳一『本が崩れる』中公文庫2018年初版、後半を読了。野球とタバコの話が主。 《 本なるものは、その角に当れば人を殺傷しかねない凶器でもあるので、大きな地震の場合を考えて、寝床の頭上にだけは、置かないように気を…

 『本が崩れる』(閑人亭日録)

『私の本棚』『書斎の王様』とくれば草森紳一『本が崩れる』中公文庫2018年初版だろう。前半の表題作を読んだ。本が崩れて風呂場に閉じ込められた話。 《 いつもの調子で窮屈そうに半身を入れた途端、なにか鋭い突風のようなものに背をどやされて、クルッと…

『書斎の王様』(閑人亭日録)

本棚つながりで「図書」編集部編『書斎の王様』岩波新書1987年6刷を開く。 《 相対性理論もその後の量子論も、いずれも哲学に重大な問題を提供するものであったから、特に科学哲学に関心を持つ者には重大な課題にならねばならなかった。 しかし極度に専門化…