2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧
遠山啓(ひらく)『文化としての数学』光文社文庫2006年初版を読んだ。平明な文章で壮大にして深いことを書いている。いい本だ。感想は明日。 ネットの拾いもの。≪ウイスキーに合うつまみって何? 溜め息 ≫
きょうの『ゲゲゲの女房』には戌井(いぬい)さんと奥さんが登場。モデルの桜井昌一が出版した桜井文庫の水木しげる本が出ていた。美術館で読めます。 遠山啓(ひらく)『文化としての数学』光文社文庫には、目を見開かせる鋭い見識が散りばめられている。そ…
やっと熱帯夜でなくなった。涼し気な夜風に誘われて、昨晩は自転車でブックオフ三島徳倉店へ久しぶりに。工藤直子『おいで、もんしろ蝶』フェリシモ2008年初版、吾妻ひでお『ネオアズマニア(1、2)』ハヤカワコミック文庫2006年初版、計315円。探していた…
朝、藤枝市からグラウンドワーク三島を視察に来た20人に解説と現場(境川清住緑地)を案内。後を同行者に任せて美術館へ。このクソ暑い午後も来館者。『ゲゲゲの女房』さまさま。 神戸新聞につりたくにこさんの記事と、ご主人の高橋氏から電話。11月から…
きのうきょうの『ゲゲゲの女房』はヒロインの弟の水難、慟哭の章。逆をみるのはなによりつらい。松本勝貴の歌集『のすたるぢあ』2001年より。 子を亡くす悲しき鬼の哭く声す午睡の底に目覚めてをれば 水桶の水の底ひに浮かびくるもの縫ふ母ととほきふるさと …
今夏は暑い。夜ブックオフまで自転車で行く気にならない。帰りにブックオフ長泉店に寄り道するだけ。その長泉店で昨夕は三冊。高見順『敗戦日記』中公文庫2007年2刷、遠山啓(ひらく)『文化としての数学』光文社文庫2006年初版、山田洋次『放蕩かっぽれ』ち…
アマゾンの本のベストセラー、水木しげるの『総員玉砕せよ!』と『敗走記』は3位と8位に落ちたけど、前者は「出品者からからお求めいただけます。」、後者は「在庫切れ;商品が入荷次第配送します。」とは何ということ。前者、「通常2〜4週間以内に発送…
朝日新聞社主催で静岡県立美術館で催されていた「トリノ・エジプト展」終了後の撤収作業中に作品破損。石像「オシリス神をかたどった王の巨像頭部」が落っこちて四つほどに壊れた。昨日のお掃除を思い出して冷や汗。先だって、来館したコレクターが、配達さ…
昨夕帰りがけにブックオフ長泉店で三冊。佐々木譲『警官の血(下)』新潮文庫2010年3刷、トム・ロブ・スミス『グラーグ57(上・下)』新潮文庫2009年初版、計315円。 お昼前に美術館へ来て昨日気になった箇所をお掃除。休館日でないと落ち着いてできないガ…
向田邦子の命日。蛇口から出る水道水、ずっと出しても温い温かい水。 水木しげるの戦記マンガ『総員玉砕せよ!』講談社文庫と『敗走記』講談社文庫がアマゾンで売れ行き堂々の一位二位。三十年以上前に出版されたマンガが一位二位。快挙だ。『ゲゲゲの女房』…
昨日話題のオバサン歌手は、リリヤナ・ブトレル LJILJANA BUTTLER 。難しい綴りだ。聞き取りではまず書けない。You Tubeに画像がいくつもあった。 昨夕帰りがけにブックオフ長泉店で一休み。ついでに本を買う。辰巳浜子『料理歳時記』中公文庫1991年12刷、ア…
猛暑に慣れたのか、企画展に慣れたのか、夜が早くなったせいなのか、夜、音楽を聴くようになった。熱気あるインドネシアやアラブの歌手ではなく、セルビア人女性歌手の渋い歌。このオバサン歌手の名前、忘れてしまった。ニーナ・シモンを連想するというが、…
昨日も猛暑日35.8度。きょうは落ち着く。11月9日からの「つりたくにこ展」、PR葉書の案内文を作る。≪NHKテレビ『ゲゲゲの女房』出演のアッキーナこと南明奈のモデルでは?と話題になったつりたくにこ。マンガ雑誌『ガロ』で、独特のセンスとユーモア感…
昨日は三島は今年初めての猛暑日35.8度。打ち水してもすぐに蒸発するわけだ。そんな日でもお客さんは来る。多くが初来館。ゲゲゲ効果テキメン。きょうの『ゲゲゲの女房』にはラバウルでの戦闘を描いた『敗走記』が出ていた。これは未読。『ガロ』1968年5月号…
昨日買った三波春夫『熱血!日本偉人伝』、「第6章 児玉源太郎」って知らない人なので読んでみた。読んで仰天。児玉の言葉。≪国と国との戦争は、どこで終わるかを常に考えるのが大将の役目じゃ。戦機。勝機。終機。これは一つのものだとわしは思っている。≫…
マンガ家つりたくにこさんの夫、高橋氏は昨日、ブックオフ長泉店ではなにもなかった、と仰っていたけど、きょう私は六冊買った。江川卓「謎解き『罪と罰』」新潮選書2004年25刷帯付、三波春夫『熱血! 日本偉人伝』集英社インターナショナル2000年初版、久世…
昨夜、マンガ家の故つりたくにこさんのご主人が来訪、宿泊。午前四時までつりたくにこさん、長井勝一、水木しげるらについて熱く語り合う。11月9日から12月26日までつりたくにこ展を開くことになる。空前絶後(多分)の回顧展だ。 古本の話題になって…
特定著者の新刊ラッシュ→書物バブルの話題が波紋を広げている。発端はブックファースト・遠藤店長の8月12日のブログから。池上彰「伝える力」に触れて。≪いま書店界で一番話題なのが、 いつ「池上バブル」が弾けるかということです。 最近の書店バブルに…
昨日の毎日新聞につづいて静岡新聞に記事掲載。きょうはお昼前から図書館状態。年配の方はガロを見て「わあ、すげえ」、子どもたちは水木マンガに夢中。悪魔くんの似顔絵を描く子も。 静岡新聞昨夕刊、コラム「窓辺」は静岡英和学院大学長武藤元昭「井上ひさ…
毎日新聞朝刊に水木展の大きな紹介記事。しっかりした内容、ありがたい、感謝。 突然晴れ間が見えたり、雷鳴轟く横殴りの豪雨になったり、めまぐるしく変わるお天気。そんな豪雨のお昼に二組のご夫婦が来館。雨にも負けず、すごいなあ〜。ひたすらに読書……。…
昨日来館された知人のブログに紹介された。午後、静岡新聞の取材。これはスゴイ! と仰天、そしてワクワク面白がっている。来館者はみな、黙々とマンガを読まれている。うーん、滅多に見られない光景だ。 『彷書月刊』弘隆社1987年6月号の特集「貸本マンガの…
グラウンドワーク三島の視察のお手伝いをして、三十分遅れて開館。きょうは暑い。天気予報では曇天ときに雨。どこに雲がある? まあ、富士山は雲に隠れているけど。午後になって雲が出てきた。三島テレビ放送が取材。撮影クルー、マンガにはまる。「取材を忘…
雨模様なのでのんびり過ごす。なにもしない休日……久しぶり……これが私の夏休みかも。 ネットの拾いもの。≪性別通りに扱われた記憶がない。≫
晴天も息抜き、きょうは曇天。朝、ブックオフ長泉店へ自転車で一っ走り。曽根圭介『沈底魚』講談社2007年初版、菊池良生『ハプスブルク家の光芒』ちくま文庫2009年初版、山内昌之『スルタンガリエフの夢 イスラム世界とロシア革命』岩波現代文庫2009年初版、…
立秋。朝は少し涼気が立った。きょうの『ゲゲゲの女房』は、アシスタントの旅立ち。池上遼一はマンガ家として独り立ちへ、つげ義春は旅へ出る。自宅からつげ義春『流れ雲旅』朝日ソノラマ1971年初版帯付を持ってくる。「あとがき」冒頭でつげは書いている。≪…
昨夕帰りがけにブックオフ長泉店で一冊、饗庭孝男(あえばたかお)『ヨーロッパとは何か』小沢書店1991年初版、 105円。 きょうの『ゲゲゲの女房』、雑誌『ゼタ』の身の処し方にK美術館を重ねてしまった。きょう最初の来館者はちょっとノーテンキな若いカッ…
未明に通り雨の降ったせいか、空は抜けるよう。日差しがきつい。午後、地元のフリーペーパー「中日ショッパー」の取材。やはり貸本漫画を珍しげに手にして、毎日来てみんな読んでしまいたくなりますね、と仰る。故つりたくにこさんのご主人がふいっと来館。1…
昨夕帰りがけにブックオフ長泉店で二冊。橋本治『ひとはなぜ「美しい」がわかるのか』ちくま新書2006年6刷、サマセット・モーム『アシェンデン』岩波文庫2008年初版、計210円。 テレビの力だ。きょうも来館者はみな、『ゲゲゲの女房』を視聴されている。今ま…
曇天小雨。展示の準備で体キチキチ。きょうはのんびり過ごす。 ネットの拾いもの。≪オレの友人が入社試験の面接であまりに緊張してしまって 「家業は何ですか」との 質問に 「かきくけ こ!」と答えて、 家に帰るまで何で「カ行」を尋ねられたか分からなかっ…
最初の入館者は、六十代のご夫婦。『ゲゲゲの女房』をご覧になっている。桜井昌一がモデルの戌井さんが印象深かったと仰る。故桜井昌一の展示台にある桜井昌一からの直筆ハガキを感慨深げに読まれる。貸本漫画は四十年あまり前に買っていたというと、驚かれ…