2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧
休日明けは美術館内部は冷え切っている。おお、寒。いつもは暖房する前にお掃除を始めるけど、きょうは部屋が温まるまで待つ。 先だって、虹の美術館を運営していた本阿弥清氏が来館。石子順造的世界展のパンフレットを恵まれる。《 美術発・マンガ経由・キ…
午前十時からのグラウンドワーク三島事務所での打ち合わせの後、ブックオフ三島徳倉店へ行く。J・G・バラード『クラッシュ』創元推理文庫2008年初版、ロダーリ『猫とともに去りぬ』光文社文庫2007年3刷、計210円。しばらく行かないうちに通りの景色が変わ…
昨夕帰りがけにブックオフ長泉店で二冊。菅浩江『カフェ・コッペリア』早川書房2008年初版帯付、姫野カオルコ『ドールハウス』角川文庫1997年初版、計210円。姫野カオルコ、文庫本だけで25冊もあった。 気を入れて本を読む気力がなくて、周囲の本棚の前に…
きょうはゆっくり起きようと寝ていたら、地震で起こされた。まあ、いいか、と寝ていたら再び地震。起きた。 午前中は源兵衛川最下流部の草取りなどに汗を流す。カワセミが飛んでいく。三島の日本大学に留学しているアメリカ人と作業の合間に英語で話を交わす…
きょう来館予定の味戸ケイコさん、風邪が抜けないので、しばらく見送りに。この寒さ、そのほうがいい。こちらは懐も寒いけど、なんとかしのいでおりまする。 昨日読んだ吉永南央『萩を揺らす雨』文春文庫、主人公が七十五歳のおばあさん。十年前に一念発起し…
昨日ギリシャの映画監督テオ・アンゲロプロスの訃報に接し、彼の映画『ユリシーズの瞳 ULYSEES' GAZE 』1994年のオリジナルサウンドトラック盤を夜、聴こうとCDを出したら、NHKテレビで由紀さおりの歌。彼女のアルバム『1969』海外盤の冒頭曲は黛ジ…
昨夕帰りがけにブックオフ長泉店で二冊。荻原浩『押入れのちよ』新潮文庫2009年初版、吉永南央『萩を揺らす雨』文春文庫2011年初版、計210円。今朝、ブックオフ長泉店で二冊。道尾秀介『球体の蛇』角川書店2009年初版帯付、井上ひさし『イソップ株式会社』中…
松浦寿輝『幽(かすか)』講談社1999年初版を読んだ。江戸川のほとりで借家住まいをしている四十代の無職の独り者の隠遁生活のような日常が描かれている。冒頭一行。《 川のそばに寝起きしていいのは朝な夕なに水の匂いを嗅げることだった。》 藤牧義夫の隅…
いつもの起床時間に目が覚めるけど、休日なのでまた目を閉じる。一時間ほどして目覚め。蒲団のなかでぐずぐずしているのは心地よいが、すぐ飽きてしまい、起きる。 鷲田清一『感覚の幽い風景』中公文庫の後半は前半の掴みがたさとは打って変わって読みやすい…
ほんの傍らにあるのに、まるで気づかないことがある。昨夜、はっと気づいたこと。味戸作品の コメント頁で紹介している一行。《 「味戸ケイコの絵はほんとうに生命の傍らで描かれている。」》 椹木野衣(さわらぎ・のい) 心にぐっときた。生命に向いて生命…
目覚まし時計が鳴る前に目覚めると、鳴るまでぐずぐずと待っているけど、鳴ると眠くなって起きたくなくなる。なぜだろう。今朝も小雨。山はまだらに雪模様。 今回展示している味戸ケイコさんの110点の絵、旧作と勘違いする方が多い。新作と聞くと、へえ、と…
昨夕帰りがけにブックオフ長泉店で二冊。五木寛之『新・風に吹かれて』講談社2006年初版帯付、高橋睦郎『読みなおし日本文学史』岩波新書1998年初版、計210円。 雨なのでバス。味戸ケイコさんの来館予定が一週間遅れる。27日(金)を目処に来たいとファク…
先だってのこと。知人画家が、白砂勝敏氏の木彫椅子を批評し、その後、椅子の本から推薦する三つの画像を送ってきた。幹をざっくり削って作られた三つの椅子。昨夕白砂夫妻が来館されたので、その画像をお見せして、これでは、ねえ、と私の感想を述べたが、…
昨夕帰りがけにブックオフ長泉店で二冊。帚木蓬生(ははきぎ・ほうせい)『インターセックス』集英社2008年初版帯付、小沢昭一対談集『日々談笑』ちくま文庫2010年初版、計210円。日々談笑。いい言葉だ。これ以上ナニを望む? 毎夜いろんな夢をみているけど…
『サンデー毎日』の見出し。《 「震」に「辰」あり 》。ありうるなあ。しかし、震えるのは体。未明に雨。周囲の山はまだら雪模様。富士山は、昨日とは打って変わって雪化粧。 今、中沢新一『はじまりのレーニン』岩波現代文庫2008年3刷を読んでいる。「第三…
昨夕帰りがけにブックオフ長泉店で三冊。島田荘司『ハリウッド・サーティフィケイト』角川書店2001年3版。仁木悦子『子どもたちの長い放課後』ポプラ文庫ピュアフル2011年初版、計210円、永田萠画集『たまゆら』サンリオ1987年7刷が52円、総計262円。 寒くて…
お昼まで立教大学で学んでいる社会人15名を、源兵衛川などへ案内。途中二度、川に伸びた枝に留まっている翡翠(カワセミ)を堪能。午後一時開館。 斎藤美奈子『月夜にランタン』筑摩書房2010年初版を読んだ。いつもながらの鋭いツッコミの空気投げには、眼…
昨夕帰りがけにブックオフ長泉店で二冊。斎藤美奈子『月夜にランタン』筑摩書房2010年初版帯付、小池和夫『異体字の世界 旧字・俗字・略字の漢字百科』 河出文庫2007年初版、計210円。夕食後、『異体字の世界』をさっそく読んでみた。漢字漢字漢字のオンパレ…
昨夕帰りがけにブクオフ長泉店で二冊。綾辻行人『深泥丘奇談』メディアファクトリー2008年初版帯付、エラリー・クイーン『靴に棲む老婆』創元推理文庫1998年52版、計210円。 毎日新聞昨夕刊、コラム「肉声再生 プレーバック」玉木研二は、1970年1月に亡くな…
グラウンドワーク三島事務局から急遽頼まれ、午後二時間ほど閉館、県会議員十四名を事務局長と一緒に源兵衛川に案内。 北森鴻『メイン・ディッシュ』集英社1999年初版を読んだ。十篇の短篇を収録。続いて集英社文庫版も。文庫には一編が追加収録。文庫裏表紙…
昨夕帰りがけにブックオフ長泉店へ寄る。先月25日に紹介した事例を目撃。《 今年に入って増えているビームセドリは、小型バーコードリーダーを使って、2段バーコードを読み取ることで、作業効率を高めているようだ。棚のすべての本をサーチすることを全頭検…
昨日はその後、友だちの車に同乗して沼津市獅子浜にあるタムタムギャラリーへ、主の立体造形作家田村映二氏を訪ねる。氏から住友商事の今年のカレンダーを見せてもらう。六枚の絵は一点一点、気の遠くなるなような作り込み。過去の作品、キャラクター総登場…
昨夕帰りがけにブックオフ長泉店で二冊。井上靖『わが母の記』講談社文芸文庫1997年初版、沼田まほかる『猫鳴り』双葉文庫2011年11刷帯付、計210円。 昨夜は昨日取り上げた久原大河君のポスターとチラシをファイルに整理。微笑を誘う絵柄とコピー。それから…
大河アーチスト久原大河君から数年ぶりに年賀状。東京にいると思っていたら、福岡へ引っ越していた。《 元気でやってますか〜?!人生とは不思議なモノですな! 》 の下に伴侶となった知人女性の書き込み。へえ〜、彼女と結婚したのかあ。いい組み合わせだ。…
ご近所のお葬式の世話人を仰せつかったため、休館。 昨夜は北森鴻『花の下にて春死なむ』講談社文庫を再読。六編を収録。「家族写真」の一節。《 読み終わった本を返し、次は誰の本にしようかと、彼は迷った。山本周五郎は好きな作家だが、何冊も続けて読む…
恩田陸『夢違』が直木賞候補に。期待してしまう。この小説、泉鏡花賞が相応しいと思うが。午後、中日(東京)新聞の取材。 北森鴻『桜宵』講談社文庫を読んだ。収録された五編どれも違った趣向で余韻深く読ませる。北森鴻、一流の小説家だった。だった、と書…
明日6日(金)は臨時休館します。 世の中、立派な絵があふれている。一般的に言って、立派な絵とは第一にデカイ絵。油彩画だったら、絵具がこれでもか、と盛り上がっているような。日本画だったら、金銀が多用されているような。そしてどちらも豪華な装飾が…
明日は午後3時に閉めます。6日(金)は臨時休館します。 天気晴朗なれども風強し。さあ、お仕事お仕事。味戸ケイコさんから電話。一時間ほど話す。敷居が低くて奥が深いのが、味戸さんの絵の特徴と伝える。今回展示してそのことをあらためて実感。世の中、…
6日(金)は臨時休館します。 太田忠司『カッサンドラの嘲笑』ジョイ・ノベルス2007年初版を読んだ。三篇収録。『遊戯(ゲーム)の終わり』『追憶の猫』に続く「探偵藤森涼子の事件簿」シリーズ。この三作は、私にはツボだった。傑作というほどではないが、…
6日(金)は臨時休館します。 新年初のお笑いは昨日深夜のNHKテレビ『ケータイ大喜利』。お題「お見合いの席で余計なことを言うなあ、と思った発言」《 根はいい子なんです 》《 お互いこの辺で手を打ちませんか 》《 あれ、今つき合っている子どうする…