2008-01-01から1年間の記事一覧
午後美術館へ。企画展の準備。一息ついてブックオフ長泉店へ。秋庭俊「帝都東京・隠された地下網の秘密2」洋泉社2004年初版帯付、佐々木譲「警察庁から来た男」ハルキ文庫2008年初版、計210円。 手元に毎日新聞2008年8月17日(日)付の記事「クローズアップ…
近所の古本屋に都筑道夫の文庫がまとめて出ていた。「神州魔法陣 上巻」時代小説文庫1981年3刷帯付200円。下巻だ持っていたのでこれで揃った。といっても単行本で持っているけど。あとはダブリだけれど帯付なので買う。「世紀末鬼談」光文社文庫1987年初版帯…
昼前に林由紀子作品を搬出。これで一区切り。昼食後美術館へ戻る。「新春 粋な作品展」の案内葉書がやっとできたので、早速報道関係や画家へ郵送、近所の画家湯浅猛氏へは自宅前で手渡し。ふう。
昨夕本屋で青木正美「古本屋群雄伝」ちくま文庫2008年初版帯付を購入。雑誌棚で「ミュージックマガジン」1月号を立ち読み。「ベストアルバム2008」の「ワールドミュージック」の項ベスト1は昨日ふれたサミラ・サイードの新作。彼女、これで52歳。20年ほど彼…
昨夕帰りがけにブックオフ長泉店で二冊。中谷孝雄「芭蕉 旅の詩人」永田書房1989年初版帯付、石川淳「新釈雨月物語 新釈春雨物語」ちくま文庫1991年初版、計210円。 音楽の迷宮巡り。モロッコ出身の歌姫 サミラ・サイードSamira said 〜アルジェリアからのフ…
昨日ふれたデューナ・バーンズ「夜の森」の訳者野島秀勝の著書「迷宮の女たち」河出文庫1996年収録「日記の女 アナイス・ニン」を読む。「ダイダロスの美しき末裔アナイス・ニン」 「アナイスが愛した男たちはすべて彼女の『日記の迷宮』の捕囚となったので…
昨夕帰りがけにダグラス・アダムスを二冊。「宇宙銀河ヒッチハイク・ガイド」河出文庫2005年2刷、「宇宙の果てのレストラン」河出文庫2005年初版、計210円。「英語で書かれた20世紀のベスト小説100」に入っていたので。 昨晩デューナ・バーンズ「夜の森」国…
昨夕帰りがけにブックオフ長泉店で二冊。クララ・ホイットニー「勝海舟の嫁 クララの日記(上・下)」中公文庫1996年初版、計210円。 昨日ふれた山崎正和「文明の構図」文藝春秋1997年所収「アルスの復権」を再読。深く同感。結論部の安易な引用は慎む。 余…
一昨日の毎日新聞、松宮秀治「芸術崇拝の思想──政教分離とヨーロッパの新しい神」白水社への三浦雅士の評、冒頭「きわめて興味深い著作である。」「言ってみれば、現代芸術はポストモダン以降、サブ・プライムローン問題を恒常的に抱えているようなもの。い…
冬至というのに昨夜は寒くないのでブックオフ三島徳倉店へ自転車でひとっ走り。最相葉月「あのころの未来 星新一の預言」新潮社2003年初版帯付、佐藤玄二郎・編「言葉は踊る」かまくら春秋社2000年初版帯付、以上二冊で105 円。泡坂妻夫「鳥居の赤兵衛」文春…
冬至/本の山 昨夕帰りがけにブックオフ長泉店で二冊。中上健次「野生の火炎樹」ちくま文庫1993年初版、三戸祐子「定刻発車」新潮文庫2005年初版、計210円。後者にはレシートが挟まっていた。「丸善丸の内本店2005年6月5日(日)17:17」。 ジョン・スラデッ…
昨夕、帰りがけにブックオフ長泉店で二冊。矢作俊彦「傷だらけの天使 魔都に天使のハンマーを」講談社2008年初版帯付、本格ミステリ作家クラブ・編「論理学園事件帳」講談社文庫2007年初版、計210円。 「幻影城の時代 完全版」が都内の書店に並び始めたとい…
林由紀子展、来館者にすこぶる好評なので、林さんと相談して28日(日)まで一週間延長。林由紀子の世界を体現したこんな興味深い展示は二度とできないだろう。 旧聞になるが、14日付の毎日新聞、「私が選んだ今年の秀句」から。 うらがへりうらがへりゆく春…
今朝は靄がかかって太陽が薄ぼんやり。私のオツムみたいだ。 朝、近所の本屋で買いもらしていた「高城高全集2 凍った太陽」創元推理文庫2008年を購入。全集の4巻を買うつもりだったけど未入荷。西上心太の解説の結び。 「本物は、いつの時代でも本物なのだ…
昨夕帰りがけにブックオフ長泉店で二冊。大庭みな子「三匹の蟹」講談社1968年2刷箱帯批評集付、コリン・デクスター「悔恨の日」ハヤカワ文庫2002年初版、計210円。前者は発表当時「群像」で読んで深い衝撃を覚えた。以来いつか再読したいと思っていたが、機…
昨夕、帰りがけにブックオフ長泉店で三冊。エドワード・ドルニック「ムンクを追え!」光文社2006年初版帯付、澁澤龍彦・編「暗黒のメルヘン」河出文庫1998年初版、ヘンリー・D・ソロー「メインの森」講談社学術文庫1997年3刷、計 315円。 昼前に四の宮川で…
静岡新聞朝刊コラム「大自在」。 「中国の名言にある。『人を得る者は興(おこ)り、人を失う者は崩(たお)る』と。人心を得れば栄え、人心を失えば滅びる。」 心しなくては、と思っていると、名古屋市から二十三歳の男性が、味戸ケイコさんの絵を観に来館。…
昨夕、帰りがけにブックオフ長泉店で開高健「声の狩人」岩波同時代ライブラリー1991年初版、105円。 今日は雨模様。富士山は雲に隠れ、箱根山は雲にまぎれて見えにくい。視界不良、車の危険を避けバスで来る。十時前、女友だちから電話。こんな天気なのに沼…
懸案が友人たちの尽力で無事解決。「うまくいくから」と言われても心配だった。いい友人たちに恵まれた。この数日、音楽を聴く気にならなかったけれど、昨夜はじっくり浸った。トルコのベテラン歌手セゼン・アクス SEZEN AKSU の新譜「 DENIZ YILDIZI 」。特…
思い立って十一年間に溜まった不要書類や不要物をわっさわっさとゴミ袋に入れる。午後、所用でグラウンドワーク三島事務局へ行くついでに自宅へ運ぶ。事務局での会合に三島市会議員の志村肇 氏が同席。林由紀子展のチラシを手渡すと、これは見たいね、とさっ…
昨夕帰りがけにブックオフ長泉店で二冊。近藤富枝「本郷菊富士ホテル」中公文庫1983年初版、森崎和江「奈落の神々 炭坑労働精神史」平凡社ライブラリー1996年初版、計210円。前者はやっぱりダブリだった。「おわりに」から。「文学はコワイと思う。菊富士ホ…
最低気温零度。零度の文学……。 枯野ゆく一点となり尽くすまで 鷲谷七菜子 枯野から枯野へ揺らぐものすこし 山崎聰 毎日新聞朝刊、演劇評論家渡辺保「加藤周一氏をしのぶ」から。「日本語は極めてあいまいな言語である。加藤さんはそのあいまいな言語を使って…
毎日新聞夕刊に「美術手帖」が創刊60周年の記念特大号という記事。「美術評論家の椹木(さわらぎ)野衣さんが特任編集長」。午後、その編集部から電話。2月号の「展覧会レビュー」で椹木野衣氏が味戸ケイコさんのことを執筆するので、ついては写真か原画を…
きょうも同じ印象をもつ人ばかりだけど、「こういう絵、見たことない」とまず驚かれる。出合いの衝撃だ。そんなこんなで一日が終える。
今朝、蒼天に純白の富士。麓は初霜。暦は「大雪」。寒いはずだ。 ライヴが無事終わった昨夜、帰りがけにブックオフ長泉店に寄る。吾妻ひでお「逃亡日記」日本文芸社2007年3刷、黒田杏子「俳句と出会う」小学館ライブラリー1997年初版、計210円。「俳句と出会…
やったら強い西北風。純白の富士山は雲海を従えている。まるで絵画のよう。現実味が薄い。朝、林さん、看板(?)を持って来られる。彼女らしく額に入ったもの。イーゼルに掛ける。 お昼過ぎ、林さんご夫妻と蔵書票マニア御一行十人ほどが来館。皆さん物静か…
昨版思い立ってブックオフ函南店へ自転車で行く。中村桃子「と日本語」NHKブックス2007年初版帯付、西澤保彦「笑う怪獣 ミステリ劇場」新潮文庫2007年初版、ジェフ・アボット「図書館長の休暇」ハヤカワ文庫1999年初版、プリーストリー「夜の来訪者」岩波…
昨夕帰りがけにブックオフ長泉店で二冊。アガサ・クリスティー「白昼の悪魔」早川書房1982年10刷、ローレンス・バーグリーン「カポネ 人と時代 愛と野望のニューヨーク篇」集英社1997年初版帯付、計210円。夜道を帰るとき、空から迫り来る夜の深さをひしひし…
午前十一時過ぎ、林由紀子さんが助手の女性と一緒に作品や雰囲気を醸し出すアンティーク椅子や古い旅行鞄などを搬入。午後、毎日新聞の記者、取材に来訪。林さん、蔵書票の説明から始める。一般の人はご存知ないのだ、蔵書票を。記者さん、展示作品に相当興…
昼前に四の宮川でカワニナを採取。三島ゆうすい会会長宅へ届ける。喜ばれる。 午後はまったり過ごす。本棚の中村雄二郎の本を眺めていて、その隣に処分したと思い込んでいた福原麟太郎「読書と或る人生」新潮選書1967年初版を見つける。懐かしい。高校生の頃…