2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧
八月に催す十周年記念特別展の出品者が二十名をかるく超えた。昨晩も若い(25才)男が加わった。いやあ、賑やかだけど、果たして展示はどうなるの? なんとかするさ。 五月中に読了するはずだったドストエフスキー「カラマゾフの兄弟」、読んだのはまだほん…
八月に催す十周年記念特別展の出品者が二十名をかるく超えた。昨晩も若い(25才)男が加わった。いやあ、賑やかだけど、果たして展示はどうなるの? なんとかするさ。 五月中に読了するはずだったドストエフスキー「カラマゾフの兄弟」、読んだのはまだほん…
鹿島茂「セーラー服とエッフェル塔」文春文庫の「SMと米俵」によるとSMにおける縛りには二つの流れがあるという。 一 団鬼六、美濃村晃一の流れ 着物の帯に発するソフトな縛りの落花狼藉。縄のロマンチスト 二 辻村隆の流れ 行李結びを原点とする亀甲縛…
八月の企画展の打ち合わせで一日終える。 姫野カオルコ「H(アッシュ)」徳間文庫の巻末は、望心女子大・歴史民俗学の姫野オカルトの講演「現代社会と再生についての考察」。笑うしかないすっ飛んだトンデモ論がバカスカ展開される。曰く。 「たしかに、明…
先週と同じ時刻の各駅停車でも今回は横浜を過ぎて川崎駅で下車、ブックオフへ。ここはビルの上の階にある。先ず目に飛び込んできたのが井上ほのか「ロンドン園遊会殺人事件(上・下)」講談社X文庫。参ったなあ。これ、緑背とピンク背の二セットを持ってい…
お昼前にブックオフ函南店へ自転車で行く。文庫ばかり買った。「江戸川乱歩全集 第14巻 新宝島」光文社2004年、岡留安則「武器としてのスキャンダル」ちくま2004年、橋川文三「黄禍物語」岩波現代2000 年、水村美苗「本格小説 上・下」新潮2004年。それか…
グラウンドワーク三島の事務局のパソコンがメール画面になっていたので何気なく見ると、ここも迷惑メールが押し寄せている。が、ウチにくる迷惑メールとは全然違う。ウチのは殆どが英語、これは殆どが日本語。パソコンでこんなに違うとは。ま、ウチは海外の…
午前十時から正午、韓国農村公社の25名と東京農工大教授ら5名、計30名のグラウンドワーク三島事業地視察案内。源兵衛川を中心に案内。昼食後質疑応答。 午後三時過ぎ美術館へ。知人が女性画家二人を連れて来館。三人とも八月の企画展に出品予定。
三島旧市街地は昭和の時代に較べて遙かに魅力が増した。それの一端を担った自負はある。去年三島商工会議所を辞めて転職した知人は、最後の仕事として「せせらぎマップ」(三島旧市街地の散策地図)の変遷をまとめた。年に何万部も捌けているこの案内図の元…
日曜月曜日に利用した沼津駅、三島駅、平塚駅、茅ヶ崎駅、藤沢駅、関内駅で、三島駅以外の駅に共通点を感じた。三島駅前の風景が異質なのだけど、他の駅前はどこか荒んでいる印象。三島駅前とは桁違いに大規模なビルが並んでいるが、その光景はいかにも都会…
昨晩はグラウンドワーク三島のスタッフ会議。26日(土)に「安倍総理と共に富士山でのエコツアー体験や清掃活動、ブナ林での昼食会など」に参加しませんか、というお誘い。私は見送り。天皇なら即参加だけど、ね。今朝の静岡新聞に「首相、環境問題に本腰」…
各駅停車で横浜は関内の味戸ケイコ展へ。平塚駅途中下車、ブックオフへ。ドナルド・E・ウエストレイク「ジミー・ザ・キッド」角川文庫1999年改版初版、A・E・W・メースン「矢の家」創元推理文庫1994年 29刷。茅ヶ崎駅で途中下車、ブックオフへ。有栖川有…
朝、知人の車で沼津市の画廊へ。そこへ知り合いの女性が来訪。久闊を叙す。三人でお茶。彼女の車で美術館へ。安藤信哉の油彩画に感激している。うーん、単純に嬉しい。彼女を見送り、パソコンへ向かう。日録をざらっと書き上げ、きょうはオシマイ。
昨日帰宅後、グラウンドワーク三島の事務局長からバイオトイレを視察に来たアメリカ・マウントレーニエ国立公園のトイレ管理責任者を、ちょっと川を案内して欲しいと頼まれ、源兵衛川を歩いた。途中、三島ゆうすい会の会長とテレビ局クルーに遭遇。27日(日…
角川春樹「朝日のあたる家」思潮社2006年を読んだ。秀句は前半に集中していると思った。何が秀句か、門外漢の私には断言できるはずもないけど。気に入った句はこんなもの。 夕鶴を見て戻りけり白魚(しらお)汁 菜の花やとなりの町に灯がともる シクラメン静…
昨晩は男女七人で車二台に分乗、沼津市のエスニック雑貨店へ行った。元々はエスニック料理店で、女主人がインド人と結婚してインドへ行ったため肉親がエスニック雑貨店に衣替えした。料理店の時はジャズピアニスト菅野邦彦のライヴがあったりして楽しかった…
昨晩は境川・清住緑地愛護会の総会に出席。会の設立に関わったのでそのまま会員に。総会後の講演で、環境プランナーの講師の「手入れ感」という言葉が印象に残った。適度に手入れされている自然は生き生きとしていて生態系も豊か。清住緑地は、トンボが住み…
休館日。午後知人の車に同乗、熱海のMOA美術館のユトリロ展へ。常設展示の佐藤玄々の置物彫刻に感心してユトリロ展会場へ。……、これはひどい。小野光太郎コレクションというのだけど、どれも本物ようだけど、傑作を観ている身には、同じ時期の制作にして…
ぬましんギャラリー(更新してない)での展示が始まっている内田公雄展のチラシの校正に担当者が来館。これから印刷とは。その担当の理事は、長野県に絵画と書物の私設展示館を建設中。私より年配だが事業は私が先行している。夏には完成。写真を拝見。お洒…
昨日は内田公雄氏の一周忌なので、知人の車に同乗して線香を上げに行く。それから沼津信用金庫本店の ストリートギャラリーへ。内田公雄氏の晩年の作品がうまく展示されている。しかし、ウェブサイトは更新されてない。オイオイ。 他にも廻って戻ると、甲府…
昨日午後、知人の車に同乗して 御殿場高原ホテルに新しくできたギャラリーのオープニング展で催されている知り合いの女性画家の個展へ行く。まあ、いつもの墨を使った絵が並んでいる。……なんかギャラリーらしくないなあ、と見上げると、やや高い天井から豪奢…
木田元「現代の哲学」講談社学術文庫読了。再読だけれど、ずいぶん時間がかかった。この前は何を読んだのか。字面だけを追っていたんじゃなかろうか。平易な文章だけれども難解。二階へ昇って梯子が外れたような。わからないことがわかったということは、昔…
暑くなったので昨日から自転車で来ている。楽チンすぎて物足りない。 昨夜は疲れ気味、床に寝転んで音楽をガンガンかけた。サム・クック Sam Cooke 「Live at The Harlem Square Club,1963」。1963年のライヴ盤。同じ黒人相手だからだろう、スタジオ録音とは…
昨夕、作品収納に続いて作品展示も勢いで一気にやってしまう。撤収には計十時間ほどかかったけど、新規展示は二時間足らずで完了。何をどこへどのように展示=レイアウトするか、事前にイメージしていたが、ほぼそのとおりになった。一晩おいて今朝ぐるっと…
昨日帰りがけにブックオフ長泉店へ寄り二冊。泡坂妻夫「亜愛一郎の狼狽」角川文庫1985年初版、小林信彦「昭和の東京、平成の東京」ちくま文庫2005年初版、計210円。 昨夜は買ったばかりのサミー・デイヴィス・ジュニア「ハリウッドをカバンにつめて」ハヤカ…
昼前にブックオフ三島徳倉店へ自転車で行く。鶴見和子歌集「花道」藤原書店2000年2刷、藤本泉「秘聞一向一揆」廣済堂1981年初版帯付、サミー・デイヴィス・ジュニア「ハリウッドをカバンにつめて」ハヤカワ文庫1979年初版、ほるぷ出版「日本の文学」1987年3…
五月に入って芳名録に記入なさった方の住所は、福島県伊達郡、千葉県松戸市、神奈川県鎌倉市。わざわざ遠方から来てくださった方が満足されたか?口頭で述べられた感想は好評なのでやれやれ。近場と思しき人はまず記入しないし感想も述べない。その落差が面…
伊藤整「変容」岩波書店1969年3刷読了。この前に読んだ井上靖「化石」1967年刊は高校生のとき新刊で読んだけど、こちらは老人の文学ということで話題になった記憶があるけど手を出さなかった。当時読んでも理解できず投げ出しただろう。このニ作は好対照だ。…
昨夜はレンタルビデオの映画「電送人間」を観た。きょうが返却日だったわ。戦後14年とか言っていたから1959年だろう、東京の夜は暗い。検問の灯りが提灯とは、絶句。キャバレーでは金粉ショー。ホステスは超ミニ。風俗は変わらんなあ。 伊藤整「変容」岩波書…
昨夕、帰りがけにブックオフ長泉店に寄り三冊。恩田陸「夜のピクニック」新潮社2004年9刷帯付、帚木蓬生「国銅」(上・下)新潮社2003年初版帯付、計315円。三冊とも新品同様。買いたいなあ、と呑気に構えているといつしか年が替わり105円棚に鎮座している。…