2009-04-01から1ヶ月間の記事一覧

クレソン摘み再び

昨夕、帰りがけにブックオフ長泉店で二冊。「江戸川乱歩全集 第6巻 魔術師」光文社文庫2004年初版、島田荘司「ネジ式ザゼツキー」講談社文庫2006年初版、計210円。後者は手元のノベルス版とは活字の組み方(縦横)や字体(フォント)が違っている。だから両…

クレソン摘み

朝食前に近所の源兵衛川でクレソンを一掴み。きのうは女友だち二人がたくさん欲しいというので、48リットルのゴミ袋二袋にどっしり入れ込んだ。これだけ採取するとさすがに重い。女性って、いやいや何も〜。 きょうは昭和の日。昭和は遠くなりにけり。2008年…

4月27日(月) 休館日

ブックオフ長泉店で二冊。折原一「倒錯のオブジェ 天井男の奇想」文藝春秋2002年初版、三浦しをん「まほろ駅前多田便利軒」2006年初版帯付、計210円。

愛のさしすせそ

友だちから教えられた『愛のさしすせそ』。 何を聞いても さらりと流す しらっと見ぬふり すっと近づき せっせと愛を注ぐ そっと 見守る ……講釈を考えたけど、何も浮かばず……。美術のABCを考えてみた。 A Action 実行 B Break 打破 C Creation 創造 D…

雨降って

雨降って地固まる。と一発変換されずに「時価溜まる」とは。パソコンてやつはもう。そうぼやく私も、今しがたのネット散歩で「あたらしい変態」を「あんたらしい変態」と読んでうろたえた。年とるとよくあること。と、慰める。某サイトで拾った定義。体の部…

雨なので/雨でも

雨なのでバスに乗る。当たり前だけど楽。ブックオフ長泉店はセールなので雨でも徒歩で行く。奥泉光「神器 軍艦『橿原』殺人事件(上・下)」新潮社2009年初版帯付、倉橋由美子「酔郷譚」河出書房新社2008年初版帯付、三冊で1000円。他に島田荘司「溺れる人魚…

白は何色

昨晩、帰りがけに自転車のパンクに気づく。早速見てもらうと、空気穴のゴムの劣化が原因。空気を入れても一晩経てばしぼんでいると店の人。なんか最近の自分のような。今朝になって昨日は木曜日だったと気づいた。昨夜、本棚の本を整理していて、「白には二…

格別化

某サイトで某テレビ番組の話題で「夜明け」じゃなくて「夜逃げ」「食い逃げ」だろうと盛り上がっているけど、たしかにガイアなる言葉は胡散臭い、と常々感じていた。向井敏「傑作の条件」文春文庫に、山崎正和の本をテーマにした章で西部邁の文章の引用に「…

4月20日(月) 休館日

のんびり過ごす。

4月21日(火) 臨時休館

休館して東京へ。明治記念館で催行された地球環境大賞 授賞式に出席。グラウンドワーク三島は地域貢献賞受賞。午後十時帰宅。明治記念館には日本画が数多く展示されている。川合玉堂、川端龍子、横山大観ら錚々たる画家たちの絵が並ぶ。しかし、これ欲しい、…

青葉晴天

昨夜の雨で木々の若葉が青葉に。青葉晴天。ブックオフ長泉店で四冊。古川日出男「LOVE」祥伝社2005年初版帯付、楊逸(ヤン・イー)「時が滲む朝」文藝春秋2008年初版帯付、霞流一「火の鶏」ハルキノベルス2003年初版、宇野哲人「清国文明記」講談社学術…

かなり難しい

世間は一つではない、常識も多種多様、ということを痛感する日々。上手な会話はかなり難しい、と自らの生きてきた世間を振り返り、常識を見直して痛いほど感じる。けれども、この歳になって、上品な交際術(交渉術ではない)に今頃目を開かれるとは思いもし…

まったく難しい

静岡新聞朝刊一面のコラム「大自在」に昨日重要文化財に指定された、掛川市の旧遠江報国社公会堂(大日本報徳社大講堂)の話題。この建物は1902年-1903年に資金を自力で調達して建設された木造二階建て。「考えてみれば日本の近代化も西洋を手本に政府が民衆…

難しい

昨夕、帰りがけにブックオフ長泉店で三冊。桜庭一樹「赤朽葉家の伝説」東京創元社2007年4刷帯付、島田荘司「帝都衛星軌道」講談社2006年3刷帯付、武藤康史「旧制中学入試問題集」ちくま文庫2008年2刷、計315円。 武藤康史「旧制中学入試問題集」ちくま文庫、…

気温は上がり熱冷める

昨日買った「ハローキティBOX 2 限定キティ パーティブック」講談社、750体のキティ写真を眺めて気持ち悪くなった。どこがいいのか まるでわからないアンディ・ウォーホルの連続絵画を連想。105円で買ったからいいけど、定価で買ったら後悔したにちがい…

雨あがり

自転車で走ると、雨上がりの風が快い。木々青葉水辺翡翠(カワセミ)クレソンの花。来館者途切れず、昼食をとりそこなってしまった。 ブックオフ長泉店で五冊。小林信彦「うらなり」文藝春秋2006年初版帯付、「ハローキティボックス2 限定キティ パーティブ…

4月13日(月) 休館日

昨夕、帰りがけにブックオフ長泉店で二冊。天童荒太「悼む人」文藝春秋2008年初版帯付、ジェフリー・ディーヴァー「クリスマス・プレゼント」文春文庫2005年初版、計210円。 午前十一時半から一時間、自宅そばのお寺で静岡県のお寺の住職のおかみさんたち八…

久しぶりの雨。ひどく降ったり小止みになったり。気まぐれな雨。こんな日は閑だろうと思いきや、お昼前から来館者が途切れない。昼食は午後三時に。 「美輪明宏のおしゃれ大図鑑」集英社2005年を読んだ。寺山修司の項目が印象に残る。「過去、現在、未来が交…

自遊人

午後はしばし美術館を閉めて源兵衛川の月例清掃へ。新緑がまぶしいほど。六人で一時間ほどお掃除。きょうは若い男性が初参加してくれる。喜ばしい。美術館へ戻ると、お客さんが待っている。さっそく再開館。ご夫婦で木版画をじっくり鑑賞される。二階の常設…

自由人

池内紀「自由人は楽しい」NHKライブラリー2005年を読む。1756年生まれのモーツァルトから1899年生まれのケストナーまでのドイツに関わる九人の生き方を語っている。「話言葉の基本は残して、読むための本にした。」と「あとがき」にあるが、言葉遣いが柔…

昨夜は満月

昨夜は満月。箱根山の稜線付近では黄色い満月。天空では蒼白い満月。満月の光を浴びて血が騒ぐのか、自転車でブックオフ三島徳倉店へ行った(理由はいくらでもできるなあ)。青柳いづみこ「ハカセ記念日のコンサート 増補版」ショパン2005年初版帯付、池内紀…

定額給付金

定額給付金受け取りの手続きをした。と書けば簡単に済んだようだけど、手続きがまあ面倒なこと。僅かな税金が戻ってくるのにこんなに面倒なことをしなきゃならんとは。 昨夜も三嶋大社へ夜桜見物。今年の夜桜はこれで見納め。 この歳(58歳)になると義理を…

美留久菩薩

昨夜は気の置けない人たちと源兵衛川と三嶋大社の夜桜見物、その後美術館で夜更けまで歓談。その中で富士宮の乳牛業界が打ち上げたという話。弥勒菩薩ならぬミルク菩薩を作るという。オッパイに触る……ご利益がある……男性は皆、あらぬことを妄想してしまう、…

4月 6日(月) 休館日

午後、源兵衛川〜三嶋大社と、水辺の桜巡り。満開〜散り始めの染井吉野桜ががじつに美しい。きょうは源兵衛川では飛翔するカワセミ、三嶋大社の池端で枝にとまるカワセミを二度見る。大社の池では通路から3−4メートル先の枝垂れ桜の枝にとまっている。横一…

オランピアと反逆

高階秀爾「名画を見る眼」岩波新書ではマネの油彩画「オランピア」が最終十五章。「風紀的な観点から見れば『オランピア』は当時の社会に対する反逆であったが、絵画表現の上から言えば、それは西欧四百年の歴史に対する反逆だったと言ってもよい。」183頁「…

脱発展型 昨夜、NHKテレビ「東京カワイイTV」を視聴。以前は零時過ぎだったのでなかなか観られなかったけど、これからはOK(そんな番組を観る歳か)。服飾販売店の企画室ではJK(女子高生)たちが試作服の品定め。ニットの指が隠れるほどの長い袖に…

別の発展モデル

某コンサルタント会社の新入社員研修会が、グラウンドワーク三島の協力で三島市で開催、その交流会へ昨夜出席。東大大学院、京大大学院卒などの男女十数人と深夜まで歓談。多くの人がアフリカなどの農業の改革に意欲を燃やしている。ある人は現地での得がた…

揺れる夜桜

昨晩は三嶋大社の夜桜を観に行く。まだ五分咲きくらい。無風なのに僅かに揺れるたわわな花の細枝。凄艶にして優雅というか、和風そのものだ。 今回の企画展のお題は「これが版画? 息を呑むとびっきりの木版画展」。来館者は一様に「これが木版画?」といぶ…

ジャンルを超えて

銅版画家の多賀新氏から養清堂画廊での企画展の案内状。横向きに横たわる裸の女性、その放心したような眼差しと姿態に既視感を覚えた。野本美穂写真集「ROPE」海王社1995年。写真集では乳首が露わだけれども、銅版画では腕に隠れている。髪の毛の乱れ具…

企画展初日

某サイト「みなさま長らくお世話になりました。とうとう運営できなくなってしまいました。これもひとえに私の不徳の致すところです。」 なわけないだろう、きょうは四月一日。私はウソは下手。すぐばれる。ウソのような青空が午後にはウッソーな通り雨。 「…