美しき魔モノ(閑人亭日録)

 これからの美術品で心を魅了する作品、心を虜にする魔性の作品が現れるだろうか。美は破調にあり、ともいう。調和のとれた美術作品には感心はしても気紛れの風が吹く。心を揺さぶる作品は、破調、乱調を潜ませているだろう。すなわち歴史の正統性からの逸脱。伝統への挑戦、美の革命。生きているうちにその現場に立ち合いたい。見果てぬ夢か。夢は見るもの。美しき魔モノに遭遇したい。・・・しかし、味戸ケイコの小さな絵、北一明の焼きもの、白砂勝敏の木彫椅子・・・の他に何を希求するというのだろう。美しき魔モノはすでにそこにある。ユーレカ! 我、発見せり。
 http://web.thn.jp/kbi/ajie.htm
 http://web.thn.jp/kbi/ksina.htm
 https://shirasuna-k.com/gallery-2/wood-sculptures-chair/

 午後、北一明記念館の方が来訪。運営などいろいろ語り合う。有益な内容。
 https://www.kitakazuaki-kinenkan.jp/