2013-02-23から1日間の記事一覧

やなせたかし

昨日の続き。竹西寛子『ものに逢える日』は、どの短文も平明な言葉でよどみなく、すらすら気持ち良く読めるが、時折どきっと深い表現がさり気なく織り込まれ、著者の思索の深淵を覗かせる。《 実在を、存在を問いつづけることなしに、表現の深化もまたあり得…