2019-04-11から1日間の記事一覧

閑人亭日録

『椿の海の記』三 石牟礼道子『椿の海の記』朝日新聞社1976年初版を少し読んだ。「第四章 十六女郎」。 《 朝晩使う鍋のつるをかかえて川端にゆき、川の流れに漬けながら、鍋の墨を磨きおとすので、鍋の中にはくどの下の灰や手づくりの藁だわしを入れて持っ…