2020-01-23から1日間の記事一覧

『異郷の昭和文学』二(閑人亭日録)

川村湊『異郷の昭和文学──「満州」と近代日本』岩波新書1990年初版を読み進める。 《 島木健作は、和田伝のように、”既墾地である開墾地”といった奇妙な虚構性に惑わせられることなく、開拓民の入植した土地が、満人農民から何らかの手段で購入 あるいは交換…