2020-07-07から1日間の記事一覧

『徘徊老人の夏』(閑人亭日録)

種村季弘『徘徊老人の夏』ちくま文庫2008年初版を読む。氏、六十四歳の刊。そうかあ、そんな歳で徘徊老人かあ。私よりも五歳も若くて、と思っていたが。いやいや、 氏の人生の経験の桁違いの深さを読了して気づく。やはり私は青二才を卒業したばかりだ。青二…