2021-10-17から1日間の記事一覧

『列島祝祭論』十三(閑人亭日録)

安藤礼二『列島祝祭論』作品社2019年初版、「後醍醐」の章を読んだ。《 金春禅竹は、天台本覚思想を芸術として、芸能の舞台として、結晶化させることができた唯一無二の表現者であった。その禅竹の、自他ともに認める代表作こそが 「芭蕉」である。「芭蕉」…