2024-01-07から1日間の記事一覧

「木版画の極み」「木版画の頂き」(閑人亭日録)

明治後期の国華社と審美書院の本の多色摺り木版画が「木版画の極み」ならば、奥野淑子(きよこ)、久田誠道の木版画は「現代木版画の頂き」と言えよう。国華社と審美書院の、多色摺りによる古典作品複製木版画は、現代の原色カラー図版に較べて遥かに訴求力…