2024-03-02から1日間の記事一覧

『死霊 七章《最後の審判》』五(閑人亭日録)

《 あっは、換言すれば、俺は虚とともにつねにおり、虚は俺とともにつねにいると先程いったが、おお、いいかな、しかしまた、「虚」は、俺が「虚から出現せしめた」ところの嘗てのお前達の「正」といまのお前達の「負」とやがて霊妙にくる「非」の宇宙の「す…