REBELミュージック

 昨夜はナイジェリアの歌手・サックス奏者、故フェラ・アニクラポ・クティのCD二枚をガンガン聴いた。確か 1970年代後半の録音で、「ZOMBIE」と「 ORIGINAL SUFFERHEAD 」。ナイジェリアなまりの英語なので聞き取れないが、反政府音楽の戦闘意欲をかきたてる演奏だ。複合的なリズムが肉体に直接響き心を揺さぶる。
 反政府・反体制といえば、在英ジャマイカ移民のレゲエ詩人リントン・クウェシ・ジョンソンがいる。二人とも反抗・反逆の優れた音楽を制作している。リントン・クウェシ・ジョンソンのなまった英語はかなり聞き取れるが、歌詞が理解できなくても、その音楽の魅力は誰でも感じると思う。翻って日本は? インディーズのことは不明だが、メジャーでは反逆・反抗の音楽は寡聞にして聴いたことがない。ネットなどで調べれば見つかるだろうけど、その音楽がマスメディア・ジャーナリズムで話題にならないってことは、音楽記者が鈍感なせいよりも、楽曲自体にそれだけの魅力が無いのだろう。テレビで聴く楽曲と歌詞の情けなさに辟易する。なんとかならんかなあ。

 午前中で展示替え終了。ホッと一息。新聞の折込広告を満遍なく見る。おお、ブックオフ手前の量販店でDVDプレイヤーのパナソニックDVD−S50が目玉商品に。昼食後、まずはブックオフ長泉店へ。そこでAV(オーディオ・ビジュアルのこと)雑誌の去年の12月号で五万円以下のベスト・バイ商品一位を確認、その足でお店へ。オープン価格参考値段13000円が8900円也。金が無くても買う。買った。

 きょうはいろいろあるわ。戻ってしばらくして係りの者が外へ出ると、道路にお財布が落ちている。現金から免許証まで入っている。即、交番へ電話して届けに行った。一時間後、落とした人から電話。ヨカッタネ。