10月 2日(火) きょうも曇天

 一昨日の毎日新聞蔵本由紀非線形科学」集英社新書中村桂子評から。
「基本は崩壊と創造。物理学的に言うなら『エネルギーの散逸』と『自己組織化』だ。自然はダイナミックにこれをくり返す結果、先述したカオス、ゆらぎ、同期などが見えるのだ。」
 「崩壊と創造」であって、「破壊と創造」ではない。破壊ではなく崩壊。自分の脳は……。

 彼岸花がいたるところでやっと全開。今年は遅れている。自分を見るよう……。それはさておき。あの花は意外な所に花を咲かせる。木陰の狭い場所から線路脇の斜面まで。日陰を好むと思っていたけど、怪しくなってきたきょうこの頃、K美術館の告知や展示もこれでいいのか? と考えてしまう。これでいいのだ、とまでは言い切れない自分がいる。美術品の質を見極める眼は少しはあると自負しているけど、告知や展示の仕方には自信が……ない。この曇天のような気分。空は晴れ間が出てきたけれど。

 午後はグラウンドワーク三島の某プロジェクトの打ち合わせと国土交通省からの源兵衛川の視察対応が重なる。きょうは早退。