花散らしの嵐

 昨晩からの雨は、未明からは激しい風雨に。これで今年の桜はお仕舞い。今朝はバスに乗る。清水町の小中学校は休校。

 去年、源兵衛川の水環境整備に関しての住民意識調査を研究に来た東京大学大学院生から手紙。
「無事に論文審査に合格し、先日の修了式において、環境学修士号をいただくことができました。」
 よかったね。就職もして。うん、雨も上がった。

 都築響一「TOKYO STYLE」ちくま文庫を見読している。厚いので、読見応え十分。かつ楽しい。古本好きの私は、写っている本が気になる。中井英夫「虚無への供物」講談社文庫・黒背、松山俊太郎「インドを語る」、浅田次郎「とられてたまるか!」、山下洋輔「ピアニストに手を出すな!」などなど。CDではユッスー・ンドゥールロバート・ジョンソンなどなど。1991年1992年当時の東京の「安くて居心地のいい部屋」約百軒、百花繚乱乱れ咲き。これはじつに良い本だ。満足満足。手放せない。