昨日は十人あまりを一つの班にして七色の班をつくり、私は「緑班」で動いた。三島市の源兵衛川のどこかで30分間茶碗のカケラを拾う以外は、午後3時の到着までの行動は、私に一任されている。大学四年生で元気ハツラツの男女は、お昼前にもう腹が減ったのか、支給された鰻の蒲焼弁当の旨い匂いにじりじりしているので、出発から徒歩十分たらずの源兵衛川上流部でお弁当タイムにする。全員がデッキや木橋に腰掛け素足を川に入れての食事は、小学生の遠足状態。精気を養って、源兵衛川を下り、それから外れて飲食店街の狭い路地を抜けて給水塔などを見学、ぐるぐる廻って源兵衛川へ戻り、いろいろな場所で水に入り、パチャパチャ。中流部・水の苑緑地付近で茶碗のカケラ拾い。「わ、珍しい柄!」「わ、でか〜い!」と賑やかに拾う。後続の班も拾い始める。一足先に30分の作業を終えて一休み。雷井戸、三島梅花藻の里でまたまた湧き水に入って「冷た〜い!」とはしゃぐ子(?)ら。午後3時に少し遅れて最後に到着。それぞれの班で三島のキャッチフレーズを考える。どの班もいい言葉を挙げてくる。わが班は
「寄り道したい街、三島。あと五分。」
他の班が触れ合った住民の温かさや水の美しさを読み込んだ言葉だったのにたいして、「緑班」は寄り道ばっかしていたので。でも、とてもおもしろかったようだから、ま、いいか。拾った茶碗のカケラは合計130キロ余。ありがとさん。クラブ・ツーリズムは、来年もお相手をお願いしたい、と。はあ。
昨日はぐるぐる歩いたので、お昼近くになって疲れが噴出。なんとかお掃除を済ませる。はあ。
ブックオフ長泉店で四冊。白石良夫「幕末インテリジェンス 江戸留守居役目日記を読む」新潮文庫2007 年初版、富岡多恵子「波うつ土地│走狗」講談社文芸文庫1988年初版、二階堂黎人「人狼城の恐怖 第四部=完結篇」講談社文庫2001年初版、水田九八二郎(くわじろう)「原爆文献を読む」中公文庫1997年初版、計420円。