零時の犯罪予報

 日本推理作家協会編「零時の犯罪予報 ミステリー傑作選46」講談社文庫2005年を読んだ。秀作揃いで、極上寿司握りセットを賞味した印象。収録十作で私のベストは北森鴻「根付け供養」。大トロ級(食ったことないけど)だ。郷原宏の解説。
「これはもう名人芸と呼ぶしかなさそうである。」
 各作品を握り寿司で表すと面白いけど、寿司ネタよく知らないのでパス。
 活字は大き目で、100円ショップの店ダイソーの文庫本の活字を連想。あれほどは大きくないけど。

 ブックオフ長泉店で夏樹静子の光文社文庫新装版を二冊。「蒸発」2007年初版、「Wの悲劇」2007年初版、計210円。活字が大きくなっている。