「真夜中の密室」

 午前九時二十分からお昼をはさんで午後二時四十分まで、伊勢原市から来た十五名を グラウンドワーク三島事業地の視察案内。三島梅花藻の里で待ち合わせ〜境川・清住緑地〜三島大社〜桜川〜源兵衛川〜鰻の桜家で昼食〜源兵衛川でゴミ拾い体験〜雷井戸〜三島梅花藻の里で見送り。ゴミをまとめて自宅へ持ち帰り、すかさず自転車で美術館へ。午後三時過ぎ開館。ふう、慌しかった。

 山前譲・編「真夜中の密室」飛天文庫1995年初刊1999年3刷を読んだ。山村美沙、郄木彬光、中町信、泡坂妻夫大谷羊太郎天城一、島田一男、鮎川哲也の「昭和30年代から昭和60年代にかけての8作」を収録。戦後を色濃く感じさせる作品が揃っている。それまで読んだ密室ミステリとは明らかに違った風合い。そういえば八人全員鬼籍に入っている。それにしても、もう3刷なのに、島田一男が表紙では島田一雄になっている。