2008-07-18から1日間の記事一覧

天使の唄は聞こえない

昨夜、狭い書庫で本の背を眺めるとなく眺めていてふと抜いた文庫本、三好徹「天使の唄」講談社文庫 1977年を開いた。冒頭一行で惹きつけられた。 「その晩は、空気が重たく感じられるような蒸し暑い夜だった。」 今夜じゃん。表題作の末尾。 「三笠つき子の…