2021-05-12から1日間の記事一覧

「餘生の文學」(閑人亭日録)

吉田健一「餘生の文學」を『昭和批評大系 5 昭和40年代』番町書房1978年初版収録で読んだ。《 悲しみに堪へなくて書いた文章でも餘生の安らいだ息遣ひを感じさせ、それで始めてその悲しみもその文章を讀むものに傳はり、又その爲にその文章を讀むものがそれ…