2023-09-29から1日間の記事一覧

『青猫』(閑人亭日録)

萩原朔太郎第二詩集『青猫』大正十二年一月刊行、「序」を読んだ。『月に吠える』同様、親近感を覚える。《 日頃はあてもなく異性を恋して春の野末を馳(は)せめぐり、ひとり樹木の幹に抱きついて「恋を恋する人」の愁(うれゐ)をうたつた。 》《 感覚的憂…